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チート能力「可能性は無限大」が人生を変える~超絶美少女な妹は第三皇子の僕が守ります~  作者: 愛輝磨生
第3章 成長期編

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第34話 明暗

たくさんある作品の中から

見つけてくれて、ありがとうございます♪

 僕がカルラにノックアウトされ、リゼのヒールで復活すると、ようやくエルが浴場に姿を現した。


「お待たせしたのだわ」


 エルの話だと、新作の水着で特注だったらしく、着替えに手間取ったそうだ。

 特注というのは、おそらくHカップ用のものがなく、特別に作られた一品だからだろう。


 そんなエルの水着は、クロスデザインのビキニだ。

 色はブラックで、バストのフロント部分がクロスしたデザインになっている。

 バストをしっかり包み込むタイプの水着らしく、まさにエルのためにある水着だろう。


「いらっしゃい、丁度エルの番だよ」

「よろしくね、クリス君」


 クリス君……完全に年下扱いされているな。

 まあ実際3歳も年下なわけだが、なんか悔しい。

 一矢報いることは、できないだろうか……。


 クラウのようにシャワー魔法でメロメロにするとか……いや、エルが新しい扉を開けたら大変だ。

 う~ん……思いつかないな。

 仕方ない、時間をかけて、男として認めてもらうしかないか。


「じゃあ、髪を洗うね」


 エルの金髪は、とてもなめらかで、リゼの銀髪に負けないくらいツヤがある。

 いつも時間をかけて、お手入れをしてるに違いない。


「ふ~、とても気持ちよかったのだわ」

「でしょう、エルにもお兄様の素晴らしさが伝わったかしら」

「そうね、こんなに洗髪が上手なクリス君にお世話してもらえるなんて、私もリゼも幸せ者なのだわ」

「えへへ~」


 リゼが、嬉しそうに微笑んでいる。

 これならエルとも、仲良くやれそうだ。


「エルも手足にシャワー魔法をかける?」

「マッサージ効果があるのなら、肩にかけて欲しいのだわ」

「了解、いくよ~」


 僕は、左手でエルの美しい金髪を持ち上げると、肩にシャワーを当てた。

 そうだ、ついでに絶景も拝んでおこうか。

 僕は一歩前へ出て、エルの水着を上から見てみた。

 

 嘘だろ……そこにはカルラのときのような、ワクワクする景色はない。

 抑圧されたHカップが、身動きできずにたたずんでいる。

 胸の谷間は強調されているが、それだけだ。

 さすが新作の特注品、クロスデザインが鉄壁の防御を誇っていた。

 いつかエルが、三角ビキニを着る日がくるといいな……。


「ああ、これは肩コリにいいのだわ」

「それは、よかった。言ってくれれば、いつでもやってあげるからね」

「ありがとう、クリス君」

「どういたしまして」


 こうして僕は、全員の髪を洗い終えた後、自分の洗髪を済ませ、体を洗い先に浴場を出た。

 その後女性陣は、体を洗ってから順次浴場を出る。

 僕は出てきた順に、ドライヤー魔法で髪を乾かした。


「皆どうかしら、お兄様のドライヤー魔法は」

「すごい、あっという間に髪が乾いたのだわ」

「これを毎日やってもらっていたリゼが羨ましいな」

「最高っすね。毎日お願いしたいっす」


 リゼの質問に、エル、クラウ、カルラが答えた。


「今日は、いろいろお疲れさまでした。皆、疲れてるだろうから、各自部屋に戻って休んでね」

「「「「は~い」」」」


 インフィニティの活動初日が無事終了した。

 リゼも友達が三人も増えて、楽しそうにしていたな。

 エル、クラウ、カルラの三人が旅についてきてくれて、本当に良かった。


「旦那様、提案があるのだが、よいだろうか」


 突然クラウが言い出した。


「何かな?」

「護衛することを考えたら、全員同じ部屋で寝た方が、良いと思うのだがどうだろうか」


 それなら女性陣全員で寝れば良いのでは?

 ああ、リゼが僕と一緒じゃないとダメだからか。

 僕は、構わないけど、女性陣は嫌じゃないのかな?


「僕は構わないけど、皆は男の僕が一緒じゃ嫌じゃない?」

「私は、お兄様と一緒じゃないと眠れないので」

「私も平気なのだわ。クラウと一緒に寝たいし……」

「アタシも平気だぞ。旦那様と一緒に寝たいからな……」

「自分も気にしないので、大丈夫っすよ」


 僕の質問にリゼ、エル、クラウ、カルラが答える。

 こうして僕の部屋で、全員一緒に寝ることになった。

 僕は収納ボックスからベッドを出して、横一列に隙間なく4つ並べる。

 この状態でギリギリなのだ、隙間を開けるとベッドが3つしか置けない。

 まあ、僕とリゼが一緒のベッドで寝るから、4つあれば充分なのだけど。

 

「私は、お兄様の左隣じゃないと熟睡できません」

「私は、クラウの隣なら左右どちらでも良いのだわ」

「リゼが左隣なら、アタシは旦那様の右隣が良いけど、護衛上ムリなら諦める」

「自分は料理当番で朝早いっすから、皆を起こさないように、端っこでよろしくっす」


 リゼ、エル、クラウ、カルラがそれぞれ寝る位置について、希望を出した。

 いろいろ考えてみたが、全員の希望を叶えることは、不可能である。

 護衛上の理由で僕が考えた配置はこうだ。


 左から順にカルラ、クリス、リゼ、クラウ、エルの並びである。

 手前に足がきて、奥に頭がある状態だ。

 僕とクラウの両脇に護衛対象がいるため、防御力は一番高いと思われる。

 クラウには申し訳ないが、今日はこれで行くことにした。


「じゃあ、おやすみ~」

「「「「おやすみ~」」」」


 僕がおやすみというと、4人の美少女が返事をしてくれた。

 何この夢のような空間!


 皆、疲れていたのか、すぐに寝息をたて始める。

 わずか数分で、起きているのは自分だけになってしまった。

 

 リゼは、いつものように僕の左腕にしがみついて眠っている。

 リゼの双丘が僕の左腕を優しく包み、可愛らしい寝顔に目が釘付けだ。


 クラウとエルの方を見ると、エルがクラウを抱き枕にしていた。

 エルが幸せそうな寝言をつぶやき、クラウが苦しそうにうめき声をあげている。


 僕が首を右に向けると、丁度カルラが僕の方へ寝返りをしているところだった。


「う~ん、もう食べれないっす……」


 夢の中で、バーベキューの続きをしているのだろうか?

 すると次の瞬間、カルラは僕の右腕を抱き枕にしたのだ。

 あっという間に僕の右腕は、カルラのGカップに挟まれてしまう。


 すごい弾力だ。

 この柔らかさ、おそらくブラはしていない。

 これがGカップなのか……。

 しかも、カルラの寝顔がドキっとするほど麗しい。

 

 超絶美少女のリゼ、Gカップ美少女のカルラ、二人の間で僕は幸せをかみしめていた。

 だが、すぐに僕はこの状況が、良いことばかりではないことに気付く。


 眠れないのだ!

 心を無にしようとすると、さっきの浴場での三角ビキニが出てきて邪魔をする。


 そうだ、こういうときは、何かを数えれば良いのでは?

 僕は、無意識に赤の三角ビキニを数えてみたが、余計に眠れなくなった。

 結局僕は、カルラが朝食を作るために起きるまでの間、一睡もできなかったのだ。


 どうしよう……合宿二日目がもうすぐ始まる……。

 

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