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チート能力「可能性は無限大」が人生を変える~超絶美少女な妹は第三皇子の僕が守ります~  作者: 愛輝磨生
第4章 臥竜鳳雛

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111/151

第111話 からかい上手のリゼ

たくさんある作品の中から

見つけてくれて、ありがとうございます♪

 僕は父上たちと再会して、皇太子になる約束や皇后さまの動向など、色々と大切な話をした。


 そして父上たちと別れて翌日の朝を迎え、僕たちは朝食後に平家のリビングで会議中である。

 クラウの帰還により昨夜はエルの抱き枕から解放され、いつものようにリゼとカルラに挟まれて、幸せな気分で熟睡できた。お陰で今日の僕は凄く体調が良い。


「では、皆のステータスを確認して、各自今後の目標を決めたいと思う」


 皆が頷いたので、まずはリゼから確認していこうかな。

 今日のリゼは、シルクのように滑らかで美しい銀髪をツインテールにして、ラベンダー色の半袖ワンピースを着ている。スカート丈は膝上5センチメートルくらいで、リゼの白く美しい生足が輝いていた。


「じゃあ、リゼから見ていこうか」

「はい、お兄様」


 僕は自分の左手をリゼの右手の上に重ねて、リゼのステータスを表示した。エル、クラウ、カルラの三人が僕の右手に触れて、皆でリゼの成長を確認する。


【リゼット・ブレイズ・ファルケ】

 ファルケ帝国 第1皇女(大聖女) 11歳 女


 知力 91/95

 武力 29/29

 魅力 100/100


 剣術 G/F

 槍術 G/F

 弓術 G/F

 馬術 G/F


 光魔法 SS/SS

 

 話術 S/S

 算術 A/S

 芸術 S/S

 料理 C/C (DからCへ上昇)


「お兄様! 料理がCに上がっています!」


 リゼが嬉しそうに笑みを零した。


「昨日も父上たちが、リゼのパスタを褒めていたものね」

「リゼたんは、一人で調理できるようになったっすからね。この短期間で凄い成長速度っすよ」

「えへへー、ありがとうカルラ。お兄様に食べて欲しくて頑張ったの」


 うう、リゼが嬉しいことを言ってくれる。僕は思わずリゼをぎゅっと抱きしめた。


「お兄様……。次は、昨日お父様たちに大好評だった辛いパスタを作りますね」


 ん? それは僕にとって超激辛パスタなのでは!?

 助けを求めようとエル、クラウ、カルラの方に顔を向けたら、三人が一斉に僕から顔をそむけた。

 ぐぬぬぬ……


「えーと、普通の味付けでお願いしたいかな」


 僕が苦笑しながら提案すると、リゼがクスクスと笑っている。


「大丈夫ですよ、お兄様」


 リゼが優しく微笑んだ。どうやら僕は、からかわれていたらしい。とりあえず超激辛を回避できて一安心である。


「そのうち激辛にも慣れますから」

「ええー!」

「ふふふ、冗談です」


 リゼが美少女スマイルで僕を見つめている。

 うーむ、完全に手玉に取られているな。妹の成長を喜ぶべきか、そろそろ小悪魔化にストップをかけるか悩むところだ。


「あはは、ではリゼの目標を決めようか」

「目標ですか……リーゼロッテ様の光魔法の魔術書に記載されている光魔法SSを、全て使えるようにしたいです」

「そうだね、僕も賛成かな。頑張ってね、リゼ」

「はい!」

「では、次エル行くよー」

「よろしくなのだわ」


 エルがワクワクと期待を込めて僕を見つめている。今日のエルは、いつものようにキラキラと輝く美しい金髪ロングウェーブに、鮮やかなマリンブルーの半袖ワンピースを着ている。スカート丈は膝下5センチメートルくらいで落ち着いた雰囲気だ。


【エルネスタ・フォン・リートベルク】

 ファルケ帝国 リートベルク侯爵家長女(賢者) 15歳 女


 知力 99/99 (98から99へ上昇)

 武力 46/53 

 魅力 95/95


 剣術 F/F

 槍術 G/F

 弓術 G/F

 馬術 D/D


 火魔法 C/C

 水魔法 B/S

 

 話術 S/S

 算術 S/S

 芸術 S/S

 料理 E/D


「クリス君! 知力が99に上がっているのだわ!」


 感激したエルが僕を抱き寄せると、Hカップに顔がスッポリと挟まった。

 ふおおお! いつか体験してみたいと思っていたけど、こんなに柔らかいものだったとは!


 僕がエルのHカップを堪能していると、だんだんと息が苦しくなってくる。名残惜しくはあるが、そろそろ脱出しないと命が危ない。

 僕はエルから離れるため顔を上げようとしたのだけど、思いのほかエルの抱きしめる力が強くて抜け出せない。ヤバイ、ヤバイ! このままだと本当に死んでしまう! 僕は慌ててエルの背中をペシペシ叩いた。


 するとエルの抱きしめる力が少し弱くなったので、僕は急いで顔を上げてHカップから退却した。


「ぷはっ……死ぬかと思った」

「あああ、ゴメンねクリス君。嬉しくてつい……」


 エルが申し訳なさそうに苦笑して僕を見ている。

 まあ僕にとっては、ご褒美だったので問題ない。生命の危機では、あったけれど。


「大丈夫だから気にしないで。エル、本当におめでとう!」

「ありがとうなのだわ!」

「てかエル、大変っすよ。長女の後ろに賢者って書いてあるっす!」


 カルラが慌ててエルのステータスを指さしている。


「私が賢者……」

「ということは、賢者の定義は知力が99以上の人かもね」

「そうですね、お兄様の言う通りかもしれません」


 あれ? だとすると僕も知力が99以上になれば、賢者の仲間入りなのでは!?

 これは、今後の楽しみが増えたかもしれない。


「賢者の軍師っていいね。凄く優秀な感じがする」

「たしかに旦那様の言う通りだ。エル、賢者おめでとう」

「ありがとう、クラウディア」


 エルがクラウに抱きついて頭を撫でてもらい、満面の笑みを浮かべている。


「さて、エルの目標はどうする?」

「うーん、やはり水魔法をSにすることなのだわ」

「そうだね。僕とクラウの攻撃陣に水魔法Sのエルが加われば、魔物討伐の危険度もかなり低くなるかも」

「頑張るのだわ」


 クラウに抱きついたままエルが、やる気に満ちた顔で僕を見ている。


「じゃあ次は、クラウ行くよー」

「ああ、よろしく頼む旦那様」


 クラウが熱い眼差しで僕を見つめている。今日のクラウは燃えるように鮮やかな赤髪を、いつものようにポニーテールにまとめている。そしてエメラルドグリーンの半袖シャツに白のホットパンツ姿だ。少し日焼けした健康的な生足が、とても眩しい。


【クラウディア・フォン・オルレアン】

 ファルケ帝国 オルレアン伯爵家長女 15歳 女


 知力 41/60 (38から41へ上昇)

 武力 98/99

 魅力 95/95


 剣術 S/S

 槍術 B/A

 弓術 G/B

 馬術 B/A


 風魔法 B/S (CからBへ上昇)

 

 話術 D/D

 算術 E/E

 芸術 D/D

 料理 F/D


「旦那様! 風魔法がBに上がったぞ!」

「おめでとう、クラウ。ずっと室内の空気を循環させていた成果だね。それに知力が3も上がっているよ」

「ああ、エルの課題を頑張ったからな。アタシやればできる子。旦那様、頑張った子にご褒美は?」

「はいはい」


 僕はクラウの頭を優しく撫でてあげた。すると彼女は、満足そうに微笑み目を閉じる。


「さて、クラウの目標はどうする?」

「そんなの決まっている。旦那様と結婚することだ」


 クラウが自信満々に言い切ったが、それは人生の目標で、僕が聞いているのはステータスをどう伸ばすかである。


「はい次、カルラ……」

「ちょっ、待って待ってアタシのボケをスルーしないで!」


 クラウがすがるような目で僕を見つめている。

 ふむ、あれはボケていたのか。凄く真剣な目をしていたけれど。


「そっか、ゴメンゴメン。で、クラウの目標は?」

「武力99と風魔法Sだな」

「うんうん、頑張ってねクラウ」

「ああ、任せておけ」


 クラウが頼もしく微笑んだ。


「では次、カルラ行くよー」

「よろしくっす!」


 カルラが気合の入った目で僕を見つめている。今日のカルラは、いつものように茶髪をサイドテールに可愛くまとめて、桜色の半袖ミニワンピを着ている。ミニスカートからチラリと見える色気のある太ももと、服を着ていても隠し切れない迫力のGカップが凄い破壊力である。


【カルラ・ミュラー】

 ファルケ帝国 平民 15歳 女


 知力 70/80 (69から70へ上昇)

 武力 52/54

 魅力 90/90


 剣術 G/F

 槍術 G/F

 弓術 G/F

 馬術 D/C


 火魔法 D/D

 水魔法 D/D

 

 話術 B/A

 算術 C/B (DからCへ上昇)

 芸術 B/A

 料理 A/S


「さすがにまだ料理Sは無理っすよね。でも、ついに知力が70になったっす。それと算術もCに上がってるっす」

「おめでとう、カルラ。エルの課題、頑張っていたものね」

「はいっす。自分の目標は、勿論料理をSにすることっすよ」

「そうだね。皆のために引き続き美味しい料理をよろしくね」

「了解っす!」

「では、最後に僕」


【クリストハルト・ブレイズ・ファルケ】

 ファルケ帝国 第3皇子(賢者) 12歳 男


 知力 99/100 (98から99へ上昇)

 武力 75/80

 魅力 99/99


 剣術 B/S 

 槍術 G/S

 弓術 G/S

 馬術 G/S


 火魔法 S/S

 水魔法 S/S

 風魔法 S/S

 土魔法 S/S

 光魔法 S/S (AからSへ上昇)

 闇魔法 G/S


 話術 S/S

 算術 S/S

 芸術 S/S

 料理 C/S


「クリス君も知力99で賢者になっているのだわ!」

「おお、これは嬉しいね。賢者同士これからもよろしくね、エル」


 僕はエルと固く握手を交わした。


「お兄様! 光魔法がSに上がっています! あっ……でも、お兄様ならいつでも光魔法をSにできたはず。私に遠慮して気を遣っていたのですね。もう、お兄様ったら……」


 リゼが僕に抱きついてきた。


「クリスっちの目標は、どうするんすか?」

「うーん、せっかく手に入れた闇魔法の魔術書が未読のままだから、まずは闇魔法をSにすることかな。複合魔法にどんな変化が現れるか興味あるし」

「旦那様、剣術の稽古も続けるのだろ? 二人きりになれる時間が減るのは嫌だ」

「あー、そうだね。引き続き剣術Sも頑張ろうかな。よろしくね、クラウ」

「勿論だ!」


 不安そうにしていたクラウが、嬉しそうに笑みを零している。

 さて、各自の目標も決まったし、皇后様に見つからないよう帝国から離脱しないと。

 でも、その前にやることが一つ残っている。


「エル、リゼの実家だったカールハインツ公爵邸は、どうなっているのかな?」


 突然実家の話が出て、リゼが驚いている。


「クリス君、五年前の事件でリゼ以外の全員が亡くなった後、調査終了後にカールハインツ公爵邸は取り壊されたのだわ。現在は庭園の中に墓地があるだけだったはず」


 エルが沈痛な面持ちで現状を教えてくれた。


「そうか……リゼ、ご両親たちに大聖女になった報告をして行く? あの場所に戻るのは辛いだろうけれど、この後いつ帝国に戻れるか、わからないからね。リゼの気持ちを尊重したい」


 リゼは、しばらくの間うつむいて考えていたが、顔を上げると僕の目を決心がついたように見つめた。


「お兄様、カールハインツ公爵邸のあった場所へ行って、大聖女になったことを報告していきたいです」


 僕がエル、クラウ、カルラの三人へ顔を向けると、皆が頷いてくれた。


「わかった」


 こうして僕たちは帝国を出る前に、カールハインツ公爵邸跡地へ向かうのだった。


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