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眠りから覚めたら

話が進んでまいりました。新事実が出てきましたので読んでいただけると嬉しいです。

 いつの間にか眠っていたらしい。人と話している途中に眠るとは、、、ちょっと失礼だったか?

誰もいない体育館。あのときの喧騒は夢だったかのような静寂。

入学式はとっくに終わっていたーーー

「いた!どこ行ったかと思ったらここにいたのかっ!」

激しく水面が揺れるような、デカイ声、、

「うるさいなぁ、何をしたって俺の勝手だろ?お前に俺を縛り付ける権利なんてあるのかよ」

「あるよ、だってこの世界に呼んだのは僕だからな」

鳥が羽撃く。喉の調子が悪いカラスが一匹いる。

「そうだったのか、、、、なんのために呼んだんだ?」

意外と落ち着いている自分に驚いている。

「驚かないのか?もっと反応すると思ってたが、、期待外れとはこのことだな」

俺にとっては笑い事ではないが、笑っている千歌。

「お前は一万年に一度の闇属性だ」

一万という膨大な数を処理するのに十秒かかった。

「光属性と戦うには闇属性が必要なんだ」

「結構、重要な役目じゃないか。俺でいいのか?」

「お前しかいないんだ!!」

なぜそんなにもあんたが必死になるんだと言いかけたが、飲み込んだ。

「わかったよ、俺は貴重なんだな?」

「ああ、そうだ」

護身用のナイフを取り出す。自分の首に突き立てる。自分を守るためのもので自分自身を傷つけるやつがいるだろうか、、

「じゃあ、今ここで俺が死んだらダメなんだな?」

「一体何をしようとしてる」

「人質は俺自身だ。俺が今から聞くことに答えろ。俺はさっきまで眠っていたな?だが俺の意識はまだあったんだよ、お前、、、雫と関わりがあるのか?」

「聞かれてたのか、、しくったな。まあいいだろう、いつか知ることになることだ。今知ってもなんの問題もない」

驚きが隠せてないぞ千歌。

「お前を眠らせるために睡眠薬を飲ませた」

あの水に入っていたのか

「睡眠薬を調合したのが雫だ」

雫。なぜそんなことをしたんだ。友達、いや、幼なじみだと思っていたのは俺だけだったのか?

「バレちゃったんだ〜、もっとうまくやれると思ってたのに」

雫!

「ここは僕が収めるって言ったじゃないか!」

「うまくできなかったのはどっちよ」

俺の知ってる雫じゃない、、言葉遣い、目つき、、俺の好きだった雫はどこにいってしまったんだ、、

「ごめんね〜こんなことして。手荒な真似はしたくなかったから、優しくしたんだけど。どうだったかな?」

「俺に聞くことじゃないだろ。こっちは被害者だぞ」

「あはっ!そうだねwごめんごめんww痛かったよね?」

「姉さんっ、戻っててよっ!」

姉さん?もしかしてこいつら、、

「あんたら姉弟なのか、、?」

「っち あんたのせいでバレたじゃない、そう、私たち姉弟なの」




まさかそこが姉弟だとは思いませんでした。お時間ありましたら、感想・評価等よろしくお願いいたします。誤字脱字が多いので見つけましたら報告していただけると有り難いです。

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