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入学式当日

投稿が遅れてすみませんm(_ _)m入学式を書いてみましたので、読んでいただけると嬉しいです。

〈入学式当日〉

「まだ着替えてなかったのか、早く着替えろって、、」

「ちょっと待ってよ〜 これどうやって着るの?どこに腕通せばいいのさぁ…」

慣れない制服… 新品の靴… 全てが新しくなってしまった。変わらないのは俺のひねくれた性格だけだろう。青年期真っ只中の俺はアイデンティティの確立に忙しいのだ。そのアイデンティティとやらがこの学院で見つかるかもしれないーーーー

 

「ほんとに不器用だなお前。そんなんだから彼女もできないんだよ」

あんたに何が分かるっていうんだっ。意外と気にしてるんだからな!周りの女の子は見る目がないとか、節穴だとか自分に言い聞かせたりしたけど、それは身勝手すぎる。まず自ら行動を起こすことの結果として彼女という存在ができるわけであって、いつまでも受け身の俺には程遠い話なのである。

「それでは、行こうか。学院へーーー」



「新入生の皆の者。入学おめでとう。この学院に入ったからには誠心誠意、真心込めて、この世の中に尽くしてもらいます」

この世の中に尽くすねぇ… 俺の力が世界のためになるとは思えないけどな。というかまだ自分のスキルがなんなのか知らないし… これこそ重大事項だろっ!なんでこんなに大切なこと言わないんだあいつは…

後で問い詰めてやる!

「新入生代表挨拶!高槻律!」

異世界にも代表挨拶なんてあるんだなぁ。あんまり現世と変わりはないのかもしれない。

高槻なんて名字ここにもあるのか、漢字という存在もないと思っていたが、、

「高槻律!いないのか!ステージに登壇したまえ!」

「へぁ?はい!」

まあいいだろう。俺の適応能力舐めるなよっ!

「春の木漏れ日が差し込み、白鳥が北へと帰る今この頃。私達はSSkill魔法学院に入学しました。このような式を開催していただきありがとうございます。学院に入学した私達は、この世界に尽くすため自分磨きに勤しみたいと思います。挨拶を終わります。 ペコリ」

ざわついていた会場が静まり返る。

パチパチパチパチ

どうだみたか?俺の実力を!      っ緊張した〜〜

危なかった、ボロがでるところだった。なんだよ白鳥が帰る頃って。春なんだからもうとっくに帰ってるよっ、って問題はそこじゃないよっ!

チラッ プイッ

目をそらすな清水千歌ぁ〜‼‼‼‼‼

(プププw面白いなぁあいつwでもこれからもっと面白いことが起きるからなぁ)

???「特待生のやつはどこにいる!今すぐ出てこい!」

「俺ですけど…」

「お前が特待生ね…冴えないやつだな、こんなやつに負けて特待入りできなかったとか恥ずべきことだ」¥

へぁ?!   デュクシッッ  グハァッ

なんで俺がこんな目に、、、遭わないと、、いけないんだ、、。


眩しい、、目が覚めたのか。気絶していたらしい。これが特待生の通過儀礼というやつか。まだピントが合わない。ぽやっとしてる。

「やっと起きたか!心配したぞ!まずは水を飲むんだ」

「ゴクゴク、プッハー!ありがt、、って、なんで助けてくれないんだッ‼知っていたならなんとかできたはずだろ」

ごめんごめんと言われたが許す気はさらさらない。意外と根に持つタイプなのだ!

「千歌に聞きたいことがある。まず千歌はいつからここにいるのか。なぜこんなに詳しいのか。校門前で他の生徒から声をかけられていたが、お前は何者なんだ?」

まだ目が光に慣れていないみたいだ、眩しくて千歌の表情が読み取れない、、 

「今説明するのは難しいかな、、、、後ででいい?」

グイッと近づく整った顔。そういえばこいつイケメンだったーーーー

ポスッ  スゥースゥー

「よかった〜流石!すぐ眠ったよ。薬の調合も得意なんだね、雫」

いかがでしたでしょうか。次回も楽しみにしていてください!お時間ありましたら感想・評価等お願いいたします。

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