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正反対な二人 続

二話目となりました。今回はラブコメ要素が多いと思います。前回は少なめなので多めにしてみました。初心者ですので優しい目で読んでくださると有り難いです。

「りっくんさぁ                                                

                                         能力者だよね?」


「何を言っているんだ」

「嘘なんてつかなくていいんだよ?私見てたんだから」

何をだ?もしや、、

「あの紙を持っているところをね」

見られていたのっかっ。不覚。詰めが甘いな俺も。

「降参だ。そこまで見られていたのなら仕方がない」

やったー!と言わんばかりの笑顔を見せてくる雫。やっぱり可愛いなぁ。昔から変わってないな。良かった。

「しかしお前が能力者だとは驚いたよ。こんなに身近にいるもんだな」

「私もだよ!それにまたりっくんに会えて嬉しいしさぁ//」

不覚にもドキッとしてしまった。そうだよ。三年生の時から会ってないんだ。俺だって嬉しい。

「今更かもしれないが、なんで三年生のとき急に転校してしまったんだ?」

雫は黙り込んでしまった。地雷を踏み抜いてしまったか?

「えっと…無理して言わなくていいからな?」

「あの…ごめんね?簡潔に言える自身がなくて…」

「でもっ、、りっくんに会いたかったのはほんとだよ?」

上目遣いで言ってくる雫が可愛すぎて思わず空を仰いでしまった。

「どうしたの?大丈夫?」

「だっ、、大丈夫だ」

ふーんと言いながら彼女はあるき出した。

もう夜八時を回っていた。こんなに遅くなってしまうとは思っていなかった。

「親御さん心配してないか?」

「…大丈夫!遅くなるって伝えてるから!」

ならいいんだが、心配はするだろうなぁ。できるだけ早く帰ろう。

「ここでいいよ!!」

「いいのか?ちゃんと家の前まで送るぞ?」

「ここまで来たらもう大丈夫だよ〜」

「そんなに言うならここで…」

「うん!送ってくれてありがとね!また明日ー!!!」

「またなぁー、おやすみぃー」

「おやすみー!」

家族以外におやすみなんて言うのは久しぶりだ。変な感じだなぁ。ポカポカする。

ガチャーー 「ただいま」

「おかえりぃー!!おにいちゃん!」

「おうただいまぁ」

「かえってくるのおそくない?もうごはんたべおわっちゃたよ?」

「ごめんなぁ、ちょっと用事があってね」

心配性だなこいつは。

「おにいちゃんはよくてもね、わたしはしんぱいなんだよ?」

「わかってるよ、もういいから寝な」

うん!と言いながら階段を勢いよく駆け上がっていく妹。

自分の部屋に行き状況の整理をした。幼馴染の雫が能力者であったこと。俺が能力者であることをあの紙を見る前からわかっていたに違いない。たった一瞬あの紙を持っているところを見ただけで断定するには情報が足りなすぎる。一か八かで話しかけてきたのか?まあいいや。眠くなってきて何も考えられない…。

 

 気を許し過ぎだよりっくん。あの紙を見て私は知ってしまったんだ。君が闇属性であることを。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。ちょっとしたミステリー要素も入れてみましたが頭が悪すぎて伏線もはれず、難しかったです。(ミステリーといっていいのかわかりませんが)もしよろしかったら次回も読んでくださると有り難いです。

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