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◆エンディング2 ~陽はまた昇るから~

 事件を解決して、後の処理は全てUGNに任せて。

 涼太は神城早月への報告の為に、神城グループの会議室へ向かっていた。

 この報告を済ませ、今回の面倒事はおしまいにしよう。


GM:涼太のエンディングです。神城早月に今回の事件の報告をするシーンになります。「……まさか、神城グループの分裂騒動に隠れて、そんな事が起こっていたなんて」報告を受けた神城早月は、暫く絶句してしまいます。

涼太:「俺もまさかのことで驚きましたよ。FH……懲りないですね」

GM:「ええ、全くね……でも、調査だけでなく、解決までしてくれるなんて。今回は本当に、あなたには頭が上がらないわ。ありがとう」

涼太:「今回は大事にならないうちに潜入できましたからね……お礼なんてそんな……」と言いかけて。「……どういたしまして」

涼太:(それに今回はUGNエージェント、チルドレンがいたからこそ、だ……あとで支部にお礼を言いにに行くか。)

GM:「ふふ……でも、私の力ではきっと解決できない事件だった。それは間違いないわ。会長って役職には就いているけど、それでもできることには限りがある」真剣な表情になって、言葉を続ける。

GM:「私に今出来ることは、バラバラになってしまった神城グループをもう一度纏め直すこと。今までも、そして、これからもそうしていく。もしその為にあなたの力が必要になったら……また力を貸してくれるかしら?」

涼太:「当たり前じゃないですか、早月さん。なんというか……無理されるのは嫌ですからね、できる範囲で力を貸しますよ」

GM:「ありがとう。あなたという友人に出会えて、本当に良かったわ」18歳にして世界有数の巨大グループの会長を務めあげる才女。そんな神城早月が、年相応の少女の様に幸せそうな笑顔を浮かべます。

涼太:「……大変でしょうが、少しは休みを取ることも大事だと思いますよ」実力あるとはいえ目の前で無理されるのは嫌なんだよなぁ。

葎火:やっぱり涼太さんツンデレだ(確信)

涼太:幸せそうな笑みにはほっとしたものの、心配している。

GM:「成程、そうね……一つ大きな心配事が片付いた訳だし、今のうちに英気を養っておくのも、今後の為になるかもね。参考にするわ」

涼太:「そのほうがいいですよ……あ、俺はそろそろ支部の方に行こうと思いますので……失礼いたします」


 世の中には、何かと面倒な出来事が溢れている。

 そして、それを真正面から受け止めて、無理をしてしまう人も沢山居る。

 皆もう少し肩の力を抜いても良いと思うのだが……まあ、そういう人の力になるのは悪くない。

 そう思案しつつ、涼太は自分のペースでUGN支部へ向かうのだった。

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