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◆ミドルフェイズ7

 先程の騒ぎがある程度収まるのを待って、キミ達は調査、探索を開始する。

 研究所の中を探せば、情報だけでなく使える物資が見つかるかもしれない。

 一層慎重に、研究所の中を進む……


GM:このシーンには全員登場して貰い、シーンプレイヤーは涼太になります。

葎火:GM、俺はブルーゲイル購入判定チャレンジしたいです!(かなり無謀)

GM:達成値20か。どうぞどうぞ、我々はその姿勢を存分に応援する者です。

葎火:よし、ではまず早速チャレンジさせて頂こう……(ダイスを振る)達成値15。んんんん!

ラネル:どんまいです(´・ω・`)

GM:では、りっちゃんは何も見つけられませんでした。

涼太:こちらは応急手当セット狙いで。難易度は8ですね。(ダイスを振る)達成値30!

葎火:大成功じゃないっすかwwwwwww

ラネル:やべぇ。

GM:わーお。

涼太:あっ、あー!!! 悲しい。医療トランクにしておけば難易度20で購入できた。

GM:まあ、応急手当セットが無事に手に入りましたw

涼太:ラネルさんに使っていただきたい。(本音)

GM:なるほど、彼女は前衛ですしね。渡してもいいですよ……いや! その場合は、涼太さんがラネルさんを手当する形になります(今思いついた)。

ラネル:ガタッ。

涼太:ほうほう。では情報収集終わり次第ロールをしますか。

ラネル:ではこちらは情報収集。〈情報:UGN〉で振りますねー。(ダイスを振る)19。

GM:しっかりクリティカル出てますね! 判定成功です。


●αトランス

 過去に春日恭二が量産し拡散させようとしたが、失敗した薬品である。

 その正体は、服用者を強制的にオーヴァードに目覚めさせる恐ろしい薬。


ラネル:「……なるほど、ね。つまりそれを新薬として……」と整理するためにブツブツ言ってるかな。

葎火:「ラネるん、何か見つかったの?」

ラネル:「先ほどいっていた『αトランス』、コレについてUGNのデータベースにあったよ」と言ってかくかくしかじか。

GM:過去にも春日はαトランスを製造していましたからね。他の支部のデータにアクセスして、情報を見つける事ができたのでしょう。

葎火:「……強制的にオーヴァードになんてしたら、下手したらすぐに、ジャーム化しちゃう……絶対に止めなきゃ……」

涼太:遅れて登場。「二人ともそこにいたか……情報、見つかったようだな」

ラネル:「あぁ、東山さん。えぇ見つかりましたよ。春日さんがやんちゃしたようです」と説明。

涼太:「なるほどな……」

葎火:「早く止めないと。今囚えられてる人たちが万一、ジャーム化したら、この騒動だけじゃ済まなくなっちゃう……強制的にオーヴァード覚醒なんて、やらせちゃ絶対ダメだもん」

ラネル:「そうだね。その通りだ」

涼太:「そうだな。ところで……ラネルさん、さっきの戦闘で思いっきりやられていただろ。ちょっと来い」

ラネル:「ん? あぁ、さっき掠った程度だけれど……?」といって其方までいきますー。

涼太:「あのなぁ? 無茶されちゃ困るんだよ」と言って応急手当セットを取り出す。

ラネル:「あ、あはは……え、っとその治療なら自分で出来るから……」

涼太:「いい、俺がやる。少しは人に頼れ」

ラネル:「――……、えぇ、っと。その…いや、さ、触られるのは慣れてないから……よ、宜しくお願いします……」片手で顔に手を置いて。

涼太:「手際よく終わらせる。心配するな」

葎火:ウッ(尊みの余り語彙力を失い鼻血)。


 普段の凛としたラネルとのギャップに、葎火がノックダウンしてしまう。


葎火:「だ、ダメ……そこで、それは……反則……しんどい……」二人が治療している一方壁によりかかって萌えているりっちゃん。

GM:じゃあせっかくなので、回復量は手当した涼太に振ってもらいましょう。

涼太:(ダイスを振る)4。

ラネル:4点回復。ありがとうございますー!

葎火:「ん゛ん(咳払い)……治療、終わった?」鼻血を拭きながら。ツッコミを入れてもいいし入れなくてもいい。

涼太:「……すまねぇ、これが限界だ」(出目が低いので)思った以上に苦戦したようだ

ラネル:「すいません、お手数おかけして…。あぁ、姫。終わったよ。足を引っ張ってしまったね」

葎火:「じゃあ、そろそろ行く?」

ラネル:「そうだね。そろそろ行こうか……情報も結構引き出せたし」

涼太:「そうだな……お前ら無理はするなよ?」

葎火:「大丈夫、わたし無茶しないよ。気遣ってくれてありがと、イケメンさん」

涼太:「イケメンは余計だ……」

GM:では、準備を終えた君たちに、足音が聞こえてきます。「聞いたか。いよいよ実験体に薬を投与するらしいぞ」どうやら急ぎ気味に歩いているようで、軽く隠れればキミ達は見つかりません。

涼太:警備員か? 隠れられたら隠れたい。

GM:「そうか、俺たちは実験体の元へ急がないとな……S・D・ソーマ博士はどこに?」「研究所の最奥の部屋で、製造したαトランスと一緒に居るハズだ」

葎火:「……!」聞き耳を立てて眉をしかめる。

涼太:思った以上にやばいな……

ラネル:「……時間は、あまりないみたいだね」

葎火:「行こう。終わらせなきゃ」

GM:向かうとすれば、最奥の部屋しか無いだろう。


 敵の計画の全貌は掴んだ。

 後は……黒幕、S・D・ソーマ博士の居場所へ向かい、この計画を止めるだけだ。

 立ち向かう3人には、自然と気合が入っていた。


GM:次のシーンはクラマックスフェイズになります。ロイスを結んだり、Sロイスを設定したり、やれる事は済ませておいてください。

葎火:固定ロイスの「理解者」をSロイスにします。実験体だった自分を助け出してくれた人です。

ラネル:んー……どうしようかなぁ。じゃあ、仲間にロイス取って、それをSロイスにしようかな。

涼太:Sロイスは……神城さんにしましょう。

GM:よし、ではクライマックス始めていきましょう!

 ブルーゲイル:反射能力を上げる薬。使用すると侵蝕率も上昇する。

 応急手当セット:使用することで体力を回復できるアイテム。

 医療トランク:応急手当セットより、高価で効果の高い回復アイテム。

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