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◆ミドルフェイズ6

 キミ達は警備をくぐり抜け、研究所の奥にある部屋へたどり着く。

 先程の戦闘騒ぎも、ここまでは伝わってなさそうだ。

 物陰からこっそり見守ると、数人の研究者が会話をしているのがこちらまで聞こえてくる。


GM:研究所の奥に辿り着き、こっそりと会話を盗み聞きするシーンです。

GM:「ふぅ、何とか必要分の製造には成功したか。実験には間に合いそうだ」「ああ。捕まえてきた被験体に、順番に投薬して経過を観察するんだよな」「もし成功すれば、これはレネゲイドの研究の中でも最も偉大なものになるだろう」「それこそ、世界が生まれ変わるな……この新薬『αトランス』で」といった会話が聞こえてきます。なおキミ達にαトランスに関しての知識は無い、としてください。

葎火:「α、トランス……?」

ラネル:「……新薬、被検体……」彼女の友人がとらえられている可能性は高い、か。

涼太:被験体……どうやらここが拠点だな。

葎火:「ダメ……こんなの、絶対にさせちゃダメ……めーちゃんに、わたしと同じ想いなんて、してほしくない……!」りっちゃんいつにもまして感情的。誰かが抑えないと飛び出しちゃいそうです


 元「実験体(ロストナンバー)」の葎火にとって、聞こえてきた計画は聞き捨てならないものであった。


涼太:「待て」肩をポンと叩く。

葎火:「離し…………ううん、ごめんなさい。慎重に動かないと、なのにね」

涼太:「そうだ、むやみに飛び出していったところで向こうの思うツボだ」

葎火:「イケメンさん、イケメンな上に冷静で、とっても頭が回る。最高に主人公キャラだね」注:褒めてます。

ラネル:「大丈夫。これからキミが……いや私達で助けるんだから」安心させようと微笑みかけようかな。

葎火:「ラネるん……うん、そうだよね。わたしたちで、助けるんだもんね」

涼太:「……イケメンではないと思うが?」

葎火:「ううん、イケメン。わたしのイケメンセンサーがそう言ってる」

GM:目がきらん、としてますね。りっちゃん。

葎火:きらん。

涼太:「……どこをどう見たらそうなるんだよっ」ツンデレ気味に。

葎火:「ツンデレ、かわいい。わたしの尊みが天元突破しそう」

涼太:「……」からかわれている気がしてちょっと悔しいと思っている。


 ともかく、今の会話には重要なヒントがあった。それは『αトランス』。

 その薬品がどんな物なのか。調べれば、FH及びこの研究所の計画の全容も掴めるかもしれない。

 真実は、すぐそこまで迫っていた。


GM:という訳で、次のシーンから新しく、『αトランスについて』の情報を調べる事ができるようになります。

涼太:「……とりあえず態勢整えよう。今のままではまずい」ミドル戦闘でHPも減ったし。

ラネル:「あぁ、了解。調べる事なら任せてくれていいからね」にこにこー。

葎火:「そうだね。荒事、起きちゃったし。一旦静かになるまで待った方がいいね」

GM:この情報収集が終われば物語は先に進んでゆくので、準備するならしっかりと、ね。

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