プロローグ?
他のも終わりが見えないのに、またまたやらかしてしまいましたw
更新はすごく不定期になると思いますが、根気よい読者の方々は楽しんでいってくれると幸いです^^
「…だめだ…。このままじゃ、あいつらにとられちゃう…。
俺の…俺だけの皇なのに…」
双子の片割れ、皇は女性に甘い。
それはもう、苺に砂糖と蜂蜜と練乳をこれでもかというほど入れ、更に煮詰めて、それにメープルシロップを大量に混ぜそのまま食べる位の激甘だ。
弟である帝は、皇の女性へと向けるその優しさに焼きもちを妬き、自分から奪われるのでは?と、ひやひやして、毎回皇に振り回される。
【実際には、皇は極度のブラコンである為、心配など杞憂なのだが…】
そして、帝は閃いた!
「そうだ!俺がこれから通う高校は男子校。皇が通うのは共学。
皇がそのまま共学に通ったら、皇のファンが増えるのは確実。
けど、俺の通う男子校に皇が通えば、女はそれ以上皇に近づけなくなる!
しかも、皇は極度の男嫌いだから、男を側に近寄らせないはず。
余程の変態じゃない限り皇にこれ以上ファンは出来ない!
すごい、一石二鳥♪
俺ってば頭いい~♪
よし、皇に話してこよー♪」
ウキウキと足取り軽く、帝は部屋を後にした。
次回、変態vs腹黒w