戦場での驚き
スクィニーも刀を構えなおし、ミナムを睨み返した。
「やるな・・貴様・・・」
その時だった。
「貴様の相手は、俺だ!!」
そう言って、ベッツィーが入ってきた。
あ・・・おれの・・・とポカンとするミナム・・・
「貴様なんぞ用ないわ!!」
切りかかってくるベッツィーの剣を軽々とかわすスクィニー
そして、
ベッツィーの剣を受け止めはじいた。
「あ・・・」
よろめきスクィニーに背中を向けたベッツィー
しまった・・・
ザッ!!
「う・・・」
スクィニーは返す刀でベッツィーの背中を切った。
間一髪、背中の皮を掠めたスクィニーの剣・・・
そして、スクィニーは、ベッツィーの尻を蹴った。
そのまま飛ばされるベッツィー・・・
ポカンとしていたミナムの方へ、向かった飛んでくるベッツィー
「えっ!!」
ドン!!
「うぁぁああああ!!」
ドシーン!!
ベッツィーと共に後ろに吹く飛ばされ、船橋に叩きつけられた。
「ミナム殿!!!」
「ミナム!!」
カーネル・・ミヌ・・・ソウシは、二人の方へ駆け寄った。
そして、その光景を見て驚愕した。
船橋に叩きつけられた衝撃で偶然にも二人の唇が重なっていた。
気がつき驚く二人・・・
「あ・・」
「何してんのよ!!!男同士で!!」
カーネルの声が響いた。
慌てて状態を起こすベッツィー
「すまむ・・」
「こちらこそ・・・」
次の瞬間、ベッツィーの鎧の前がペロンとはだけ・・・
ミナムの前に女性の胸が現れた・・・
「え・・・?」
「あ・・・」
思わず胸を隠すベッツィー・・・
そこへ後ろからスクィニーが近づいてきた。
「そろそろ終わりにしようか!!」
ミナムは慌てて起き上がり、スクィニーの剣を受け止めた。
「まだだぜ!!」