表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リーマンクエスト  作者: Seabolt
南海での出来事
75/201

甲板の戦い

「くっ・・・・」


ベッツィーは、船橋まで吹き飛ばされていた・・


「艦長!!」


「この~」


3人の水兵がスクィニーに向かって襲い掛かった。


次の瞬間・・・


ギン!! 鋭い金属音が響き・・・水兵は3人とも真っ二つになった。


「な・・・なんて・・・やつ・・・」


スクィニーに圧され、ジリジリ下がる水兵・・・


「ふふふ・・・この船の船長もこの程度か・・」


不敵な笑みをふかべるスクィニー・・・




少し前のこと戦艦マリハになだれ込んできた海賊達・・・


その中でスクィニーと対峙したベッツィー・・・


刀を数回交わした時、隙をつかれ吹き飛ばされたのであった。




数人の水兵がスクィニーに飛びかかろうとした時だった。


「待て!!俺の相手だ!!」


そう叫び立ち上がったベッツィー・・・


「艦長・・・」


「大丈夫だ・・」


「ほう・・いい根性してるじゃねぇか!」


再びベッツィーとスクィニーが刀をかわす・・・


火花をチラシ金属音が高く鳴り響く!!!


「どうした・・こんなものか・・・」




海賊達を追い払いつつ、艦長ベッツィーが戦っているところまで来たミナムとソウシ・・・


その光景を見ていたソウシが思わずつぶやいた


「まずい・・・」


「何がまずいんだ!!艦長の気迫がすごいじゃないか。」


「あれは・・・怒りだ」


「えっ?どういう・・・?」


そこへカーネルとミヌがあらわれた。


「あれ・・・」


ソウシがベッツィーを指差したら。ちょうど、スクィニーとつばぜり合いをしていた。


「突き飛ばされるぞ。」


ソウシがそう言った瞬間、ベッツィーが突き飛ばされ、すぐに立ち上がり刀を構えた。


「でも・・なぜ・・」


「怒りだけだと・・・闘気に乱れが出る」


「闘気って?」


「闘うときの力の源だ。これを元に俺の真空波や魔導師の衝波・・・さっきの超弩級が出せるんだ。そして、闘う時の力も・・・」


「そうなんだ・・でも何故駄目なんだ?」


「闘気は、自分でコントロールするものだ。コントロールできなければ、力は半減する」


「そんなもんなんだ。」


ポカンとした表情のミナム


「そんなもんって・・・ミナム殿・・・ひょっとして・・」


「俺・・そんなこと考えたことない・」


あきれるソウシがミナムを見ていたら今にも飛び出そうとした。


「ミナム殿!!」


「あいつは、この艦の艦長だ・・・助けないと」


そういい残し、ミナムは飛び出した。


「あ・・」


ミナムが飛び出した後、ソウシたちが続こうとしたが目の前に2人の海賊が行く手を塞いだ。


「お前らの相手は・・こっちだ」


「く・・」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ