表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リーマンクエスト  作者: Seabolt
南海での出来事
69/201

戦艦マリハ出港 !!

乗船したミナムは、甲板にいた水兵を見て驚愕した。


そうミナムが見たものは、上はセーラー服、下はミニスカートの水兵だった。


そのミニスカートからはすね毛の生えた図太い足が・・・


その光景を見たミナム・・・頭が痛い・・・・そう思っていると


そんな中に、昨日ナンパして来た男がいた。


「あっ!!」


「えっ!!」


声を上げ驚くミナム達一行、


「貴様!!」


そう叫んだ水兵たちの一部はミナム達を取り囲んだ。


「昨日の!!」


そう叫んだ時だった。


「何をしてる!!」


そう声がした瞬間、水兵の一人が横へ吹き飛ばされた。


「ベッツィー艦長!!」


そう言ってミナム達を取り囲んでいた水兵達は思わず後づさりをした。


「客人に何をする!!」


ベッツィーの一喝にたじろぐ水兵達・・・


「え?」


「きゃ・・客人?」


呆然としている水兵達に睨みを利かすベッツィー


「そうだ。この度、ミカドからルーシー海賊団討伐の命を受け、われわれと一緒に戦う方々だ。」


ベッツィーのこの言葉に驚いたのは水兵達だけでなく、ミナム達も同じだった。


「えっ?」


「一緒に戦う?」


「どういうことですか?ベッツィー殿」


驚きのあまり思わず聞きなおすソウシ、一方、水兵達もベッツィーの一言に驚きを隠せない。


「か・・艦長・・・たった・・四人・・・ですか?」


愕然とした表情でミナム達を指した指をわなわなと震わせ聞き返す中に仕官の格好をしたものがいた。


「そうだ。副長。」


「そ・・そんな・・・」


副長を含め、水兵達はひざを落とし、呆然とした。


それを見ていたソウシはベッツィーの肩を叩き、再び聞き返した。


「ベッツィー殿、それは、真か?」


ソウシの方を振り返るベッツィー、黙ってうなずいた。


それを見て、気付いたミナム


「ひょっとして・・・討伐隊って・・・」


「そう・・この戦艦マリハと君たち4人だけだ。」


ベッツィーのこの一言が、その場にいた全員に衝撃を与えた。


うそだろう・・・おい・・・そう考えしばらく立ち直れないミナム達。


それをよそに、水兵達は、ひそひそ話し始めた。


「ま・・・しゃぁないわ。」


「俺たちには、ベッツィー艦長もおられるし、あの鬼神ソウシ殿もいる。」


「あの・・ミナムってのはわかんねぇけど。」


「かわいい娘二人も連れて・・」


「魔導師らしいぜ・・」


「おい、何ごちゃごちゃ言っている!」


ベッツィーの一言で、ざわめきは一瞬で無くなり、その場から水兵達が動き始めた。


「さぁ・出港準備にでも取り掛かるか。」


やがて、水兵達は、出港準備にかかった。








その頃、ルーシー海賊団にも、マリハが討伐隊に加わるとの情報がすでに入っていた。


「ベッツィーか・・・」


「そうです。ルーシー様、いかがいたしましょうか。」、


「そうだな・・・マリハ方面のスクイニーへ連絡しろ!!マリハから出すなと」


「はっ!!」



一方、京では、ミカドが重鎮たちと話していた。


「予定通り、ミナム達は、あの戦艦マリハに乗船しました。」


「海軍大臣。戦艦マリハ・・・とな?」


「戦艦マリハには、海軍の荒くれ者を集めております。陛下の期待通りになるかと」


「そうか・・・これで、ミナムもいなくなるのじゃな・・・」


「そうなるかと・・」






そして、当のミナム達は、船室に通されていた。


そこでは、飲み物を片手にベッツィーが外を見ていた。


「ベッツィー艦長」


そう声をかけたのはソウシだった。


「何も聞いていないのかね。」


「ええ・・・ただ、ビキニにつけば、国府の衛兵隊が支援してくれると。」


ソウシの言葉を聞いたベッツィーは、ちらりとソウシのほうを見て、


「それは、真か?」


「そう聞いております。」


「それは、何かの手違いだろう・・・」


「手違い・・とは?」


「最初から本艦のみと聞いているぞ。」


「じゃぁ・・・この船一隻で、50隻もの海賊船を相手にしろと?」


「そうだ。」


「なぜ?」


ソウシの疑問に、しばらく答えないベッツィー、ソウシはもう一度聞きなおした。


「何故、このような任務を受けたのですか?」


「それは・・・来て、感じたと思うが、本艦の水兵は、荒くれ者ばかりで、他の艦から追い出された連中ばかりだ。だから、こういう任巣しかこないんだ。」


「しかし・・・」


「拒否する権利がある?と言いたいだろうが・・・俺たちにはこの仕事しかないんだ。」


「そうですか。」


「じゃぁ・・あとは、船旅をお楽しみに・・・あっそうそう、船室が二部屋しかないから。ソウシ殿とミナム殿相部屋になるがよいな?」


ベッツィーのこの言葉に、慌てたのは、カーネルとミヌだった。


「それだったら私が!!ミナムの部屋に!!」


率先してベッツィーに話し出すカーネルとミヌ


「どうしたんだ?この二人は?」


「「ミナムの魔導師です。」」


二人をしばらくジーット見るベッツィー


「名・・・なんですか?」


「女だろう」


「そうですが。」


「だったら、別々の部屋に。」


ベッツィーの話が終る前にカーネルとミヌは、二人で叫んだ。


「ソウシ様も女です。」


「えっ?」


二人の言葉に驚き、ソウシのほうをしばらく見るベッツィー、やや頬を、赤らめながら


しかし、顔は険しいソウシの姿がそこにあった。


「わかった。とりあえず3人は同じ部屋だな」


その時だった。



コンコン



ドアをノックする音が


「入れ!!」


部屋に入ってきたのは、副長だった。


「艦長、出港準備が整いました。」


「そうか。今から行く」




「碇を揚げろ。!!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ