ぢたばた
その頃、物陰に隠れていた。
カーネルとミヌ・・・
その後ろから怪しげな手が近づいていた・・・
「どうしよう・・ミヌ・・・」
「あれって・・黒騎士よね。」
「そうよ・・」
そう言いながら二人は、ミナムの元へ行こうかどうか迷っていた。
その時だった。
怪しげな手が二人のお尻をなでた。
ぞくっとした二人・・・
「「きゃーーー!!!!」」
二人の悲鳴があたりの静寂を破った。
あっという間に黒騎士団に囲まれた二人・・・
「ミヌ!!何、人のお尻触ってるのよ!!」
「カーネルさんこそ!!!見つかったじゃない!!」
二人はそんなことお構いなしで、喧嘩を始めた。
言い合ってい場合か普通・・・二人の行動を見て・・・あきれる黒騎士達・・・
「そこの3人、何している!!」
「えっ?3人?」
声を合わせ不思議そうにお互いを見つめるカーネルとミヌ・・・
ふと後ろを見ると・・そこには、ヤマト姫の顔が・・・
「わ~!!!ばけもの!!」
驚き悲鳴を上げる二人。
パカン!!
パカン!!!
次の瞬間、二人頭からいい音がした。
「いた~い!!」
頭を抱える二人・・・
「だれが!!化け物じゃ!!誰が!!!」
怒るヤマト姫に二人は、
「ごめんなさい・・・斎宮様・・・・つい・・本音が・・」
「なに~!!!」
パカン!!
パカン!!!
再び、二人頭からいい音がした。
その光景を見ていた黒騎士達
「あれが・・・斎宮様か・・・」
そこへ武器庫からミナムとソウシが出てきた。
ミナムを見た二人
「カーネル!!」
「カーネルさん!!」
そう言って、ミナムに近づこうとした。
それを阻む黒騎士・・・
「なによ!!」
しばらくにらみ合いをする黒騎士と3人・・・
そこへソウシが大声を上げた。
「下がれ」
その言葉に、従いスーッと下がる黒騎士達。
「これは・・・斎宮様、お目にかかれて、光栄です。」
「相変わらずじゃな・・・ソウシ」
ソウシがヤマト姫に頭を下げたときだった。
「貴様がミナムか!!」