逆情のカーネル
禊を終えたカーネル
ミヌのやつ・・・ぬけがけしてないわよね・・・
武器庫の前に立っていた。
そして、
「ミナム・・ただいま・・」
そう言って、ドアを開け中に入って行った。
反応がない・・・
あれ?いないの?
そう思いつつ、ミナムの寝ている部屋に向かう・・・
やがて、ミナムが寝ている部屋に入るカーネル
そこで見たものは・・・・
「!!!」
その光景を見て、愕然として声が出ない・・・
「・・・・」
カーネルは、一瞬で頭が大爆発した。
そして、
足元が崩れ・・
心は奈落のそこに落とされた。
それは、やがて、わなわなと身震いを起こし・・・
えも言えぬ・・・怒りへと化学変化を起こした。
その光景とは、ミナムとミヌが裸で抱きあって寝ていたのだ。
「ミナム!!!」
大声で叫ぶ、カーネル
その声に驚き、起きる二人・・・・
二人が不思議そうにカーネルを見る。
「あなた達!!!」
ぶちきれるカーネル
ミナムとミヌは顔を合わせて、二人は驚いた!
「きゃー!!」
「わー!!」
お互い反対を向き、体を隠した・・・・
その光景に呆れるカーネル・・・
すぐさま、ミナムのところへ行き、耳を引っ張った。
「痛たたた!!」
「ちょっと!!どういうつもり?」
「待ってくれ・・・」
そういうミナムのほっぺをつねるカーネル
「すびばせん・・・おぎだら・・・」
「カーネルさん・・・」
ミヌが横から声をはさむ。
「カーネルさん・・」
「ミヌは黙ってって、この浮気者を・・」
ミヌのほうを見るカーネル
ミヌは、ミナムの方を指差していた・・・
その先を見たカーネル、
「きゃー!!!」
それは、ミナムの股間の部分だった。
「ミナムどういうつもりよ。」
とりあえず、服を着た二人・・・
正座して、カーネルの前に座る・・・
「で?」
「で・・とは・・」
「わたしが禊に行ってる間、楽しかった?」
カーネルは両腕を組んで、半身に構え、二人を睨んだ。
「それが・・・」
二人は、宴の後、気づくとミナムの世界に行って、
再び気づいたら、裸で戻っていたと説明した。
「じゃあ・・二人はHしたの?」
怒りのあまり・・・ストレートに聞くカーネル
「それが・・・」
二人の返事が歯切れの悪い二人・・・
その光景を見て、呆れるカーネル・・・
わたしを愛しているようなこと言っといてこれ?
ミナムって、女好き?
こんな男と・・・
わたしHしちゃったんだ・・・
そう思うと少し惨めになった。
しばらく考えたカーネル
「もう・・・いいわ・・」
そういい残し、部屋を出ようとした。
「カーネル・・・」
ミナムの言葉に立ち止まり、
バチーン!!!
思わずミナムにびんたを食らわせた
「ばか!!!」
カーネルは、そう叫んで部屋を飛び出した。
「カーネルさん・・・」
「カーネル」
カーネルを追いかけようとするミナム・・・
「ミナムさん。」
ミヌがミナムを止めた。
「ミヌ・・・」
「わたしが、カーネルさんと話してきます。」
「なぜ?」
「ミナムさんだとややこしいと思うの。」