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リーマンクエスト  作者: Seabolt
リーマンから英雄?
28/201

報告・・・

両刀使いのミドリを倒した二人


とりあえずヤマト姫の命令で斎宮へ戻った。


そして、ミナムは相変わらず武器庫で待つように言い渡された。


ヤマト姫について行く、ミヌ・・・


斎宮の間に入れられ・・・・


「ようやった・・・」


これがヤマト姫の一言目だった。


「斎宮様・・・」


そう言って頭を下げるミヌ、


「ところで・・」


というヤマト姫の言葉を聞いたミヌが顔を上げると


「うわっ!!」


目の前には・・・ヤマト姫の顔が・・・


「何を驚いておるのじゃ。」


そういって、ヤマト姫はミヌの頭をポカッと叩いた。


「いたた・・・」


気を取り直して・・・


「ところで・・・盗賊の大半を葬った・・・魔法は・・・」


「えっ・・・」


言葉に詰まるミヌ、


「だから・・・お前が使った魔法じゃよ・・・」


「雷撃です。」


「雷撃?


「雷撃じゃと・・・雷撃で100人もの死人がでるのか?」


ヤマト姫は、少し声をあらげ、再びミヌの頭をポカッと叩いた。


「いた~い!!」


「何が痛いじゃ・・・一体、どんな魔法を使ったのじゃ・・」


「それが、ミナムさんが・・・」


そう言って、ミヌが親指と人差し指の間に空間をつくり


「このくらいの・・・紙でできた蝋燭のような物を敵陣へ投げたんです。」


その言葉を聞いて首をかしげるヤマト姫・・・・ミヌは話を続けた。」


「そして、それに向けて雷撃をかけたんです・・・そしたら・・あのようなことが・・」


「このくらいの紙でできた蝋燭のようなもの?それは・・・」


「確か、胴は赤く・・・芯は白かったかな?」


ヤマト姫にはまったく何がなんだかわからなかった。それは一体なんだ?


まだあるとすれば・・・京の方は必ず何か言ってくるはず・・・


「それと、ミナムさんの服・・・・」


「服がどうしたんじゃ・・・」


「両刀使いのミドリの剣が曲がったんです・・・」


「曲がったとは?」


ミヌは左手を挙げ右手で手刀をつくり、


「ミナムさんのここにこう当たって・・・刀がぐにゃりっと」


「えっ?」


しばらく、固まるヤマト姫・・・


「刀が曲がるとな?」


「あの鎧・・・傷も入らないし・・・軽いし・・すごいです。」


本当に?一体何なのだ・・・しばらく考え込むヤマト姫


「斎宮様・・・」


「もう・・・よい・・」


そう言って、後ろを振り向くヤマト姫・・・


そして・・・


「でておいで・・・そこにいるのはわかっている。」


「はい・・・」


そう言ってカーネルが部屋に入ってきた。

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