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リーマンクエスト  作者: Seabolt
リーマンから英雄?
23/201

グレースへ

「ここは、ミナムの自宅なの!」


ミナムとカーネルの前に座り、まじまじと周りを見るミヌ・・・


そのしぐさにカーネルは


「どうしたの?」


「何か珍しくて。」


そう言って、ミヌは、目の前のボタンを押した。


黒い板が急に輝きだし、映像が映った。


それは、テレビリモコンのボタンだった。


「えっ?えっ? 絵が動いてる~!!!しかも、しゃべって!!!」


驚くミヌを尻目に、さっと画面を消すミナム


「ミナムさんどんな魔法を使ったんですか?」


「魔法じゃないんだけど・・・」


「それより、ミヌはどうやってきたの?」


カーネルは、ミヌのほうを見て聞いた。


ミヌは、パソコンを指差し、


「あれ」


それを見たミナムとカーネル


「「やった!!」」


そう叫んで喜んだ


「ミヌよくやったぞ!!」


二人でミヌを抱きしめた。


「どうしたんです?二人とも」


その時だった・・・パソコンが光りだした。


そして3人は光に包まれた。






ミヌがいなくなった翌日、ヤマト姫が再び武器庫に行った。


「ミヌのやつ・・・一体どこに行ったんじゃ。・・」


そうつぶやきながら、武器庫の扉を開けた。


そして、目に飛び込んで来た風景に驚愕した。


室内には服が散乱し、3人は抱き合うように裸で寝ていた。


扉が開いたことで光が3人を照らした・・・


その光で3人は目を覚ました。


「う~ん。」


目をこすった3人、自分達の格好に気づいた。


「「きゃー!!!」」


「わ~!!!」



3人の悲鳴がこだまする。


そこに、コン!コン!コン!と頭を杖で叩くヤマト姫、


その響きに呼応して、3人の「イテ!!」という声が出た。


「おぬしら!!、」


武器庫に響く、ヤマト姫の声・・・


その声に慌てて服を着る3人・・・


「ミナム!!許可が出たとは言え、どういうつもりじゃ!!!」


ヤマト姫の怒りに対し、3人は、慌てて


「違います!!」


そう答えると


「ええい!!聞く耳持たぬ!!カーネル!!ミヌ!!おぬしら来い!!」


そう言って、二人を斎宮へ連れて行った。


そして、延々とヤマト姫の説教が続いた。


「おぬしら!!」


「斎宮様!!ですから・・・戻ってきたら。裸になっていたんです。」


必死に言い訳をすし続けるカーネルとミヌ・・・その姿にあきれるヤマト姫


「もう・・よい・・」


ため息をついた、そして、


「カーネルは、今から禊に入る。それと・・・ミヌは、わしと来い。」


「「はい・・」」


ヤマト姫の部屋に巫女がやってきた。


「カーネル様・・・こちらへ。」


そう言って、カーネルを禊を行う場所へ連れて行った。


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