表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リーマンクエスト  作者: Seabolt
悪夢編
194/201

目を覚ますと

ミナムが目を覚ますと、懐かしい天井が見えていた・・・


夢か・・・


そう思っていると体の上で何かが動いた。


「だぁ~」


夢じゃない~!!!って、ふと見ると赤子の横にはカーネル、右にはソウシ・・・そして、左にはベッツィー


が・・・そこへ物音に気付いた由美が部屋に駆け込んできた。


「よっちゃん!!帰って!!」


そこまで話して目の前の光景に絶句した。それもそのはず、一同素っ裸で寝ていたからだった・・・そんな俺の顔をつねった由美


「痛てて!!」


「よっちゃん!!どういうことよ?」


そんな騒ぎの中、彼女たちが目覚めた。そして、二人を魔導士にしたことを思い出したカーネルもあわせて、そこは修羅場と化した・・・


――――助けてくれ~・・


「だいたい・・・二人まではいいけど・・・どういうこと4人って?」


「人数の問題じゃないわよ・・・」


しばらく、4人に攻め続けられた俺・・・


ギオンの時の戦いよりかなり非道目に・・・


顔もしばらく晴れた状態で俺は、過ごしていた。そして、数日後、パソコンの光と共にグレースに戻った俺たちを待っていたのは、ミカド達の歓迎の儀だった。こうしてグレースに平和が訪れ、俺の冒険は幕を閉じた。



あれから数年が過ぎた。



今も、俺はあの変なパソコンのおかげでグレースとの行き来をしている。



ソウシとベッツィーはグレースの世界に戻って、ベッツィーが海軍大将にそして、ソウシは陸軍大将にまで出世しているとか・・・


それと不思議な話で・・・


俺が戻る直前にみゆが見つかっていたんだって・・・


そして、俺は、今、ようやく平和な生活を過ごしている・・・って


パチーン!!


鼓膜まで響いたその平手打ちの音と共に俺の右の頬に激痛が走った。


「痛て・・」


振り向くとそこにはカーネルが仁王立ちしていた。


「この浮気者・・・向こうで、また、会っていたでしょう・・二人と・・」


あ!!そうそう・・


ソウシとベッツィーとも結局、未だに付き合うことにって・・・


魔導士の契約は切れないから向こうに行った時は、会うんだけど、するとカーネルが・・・って・・


痛てぇってば!!・・・


あああ・・・


「何言ってんのよ!!」


うぁああ!!


助けてくれ~!!



今まで本当にありがとうございました。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ