最後の・・・
ミナムに近寄りたい二人だったが、彼女の魔力の前に、ただ逃げ惑うだけだった。そんな中ミナムは叫んだ
「来るな!!」
そんなミナムに対して二人は
「けど!!」
二人はミナムの行動を見て驚いた。急に飛び上がったミナムは、魔導士に対して、両手両足を広げ、大の字の状態で飛び込んで行った。魔導士もその光景に驚いていた。
「カーネル!!目を覚ませ!!」
そう叫ぶミナムに、ハッと気付き、ミナムに向かって無数の衝波を放った!!激しい爆音と共にミナムの体にあたり炸裂す衝波
「くっ!!」
ミナムはそれに耐え、彼女方へ突っ込んで行った。そんなミナムを見て、衝波を打つのをやめた魔導士は、両手をミナムの方へむけた。そして、これまでにない輝きと共に放った光が南の胸を直撃し、貫いた瞬間、ミナムは彼女の包み込んだ。ミナムの返り血を浴びた魔導士は、しばらく硬直していた。
「カー・・・ネ・・ル・・目を・・・覚ませ・・・」
その言葉を聞いた瞬間、彼女はミナムの顔をじっと見た・・・その時だったミナムは顔を上げ彼女を見て微笑んだ。
「思い出して」
そういい残して彼女にもたれかかった・・・・目を見開いたままの彼女・・・硬直したまま・・・そして、髪の毛の色は金色に戻っていた。
「いやあああ!!!ミナム!!死んじゃ!!」
突如、ミナムを抱えなおしたカーネルは、泣き叫んだ!!
戦いは終った。
ミナムを抱きかかえ、一人泣いているカーネル
そんな彼女もの元へ近づいてきたのはソウシとベッツィーだった、二人はミナムの様子を見て
「まだ・・・大丈夫・・」
そう言って、カーネルに呟いた。
「今なら再生の魔法で間に合う」
「え?」
「ただ・・・カーネル殿の力も必要だから手伝ってくれ」
「はい・・・」
やがて、再生の魔法によって復活をしたミナムが目を覚ました。
「あれ?」
驚いているミナムの前で泣くカーネル・・・そこへ現れた赤ん坊
「だぁ・・・」
「ひょっとして?」
「そう・・あなたの・・・」
と驚いているミナムをソウシとベッツィーがぼそりと
「うらやましぃ・・」
「えっ?」
そんな会話を聞いたカーネルは耳をピクリと動かした。そして、二人の様子を見たカーネルは、ミナムにつめよった
「ま・・・まさか・・・」
「え・・あ・・・」
言葉を濁すミナムをよそに、ソウシとベッツィーは
「ミナム殿の魔導士になった。」
「え?どういうことよ!!ミヌはどうしたのミヌは!!」
ミナムの首根っこを掴んで大きく前後に揺さぶるカーネルにミナムは答えようがなかった、そこへソウシが横から
「亡くなった・・・」
「えっ?」
そう思った瞬間だった。眩い輝きと共にミナム達の前に突如パソコンが振ってきた。
そして、一行は光の中へ消えていった。