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リーマンクエスト  作者: Seabolt
ギオン討伐
146/201

ミナム VS オスギ

ミナムがハン城から出陣!!その情報にカイン城のギオン軍に緊張が走った。


「何!!ミナムが出陣しただと?」


その一言に、コウリクもチョウハも驚いた。


「何故今になって?出陣を・・・」


「ええい・・・オスギ、ポム殿を前衛に出せ、あと黒騎士団もだ!!」


カイン城の前では既に戦闘が始まっていた。カイン城から放たれる弾丸の嵐、これをミナムは盾を使い

防御しつつ、単身突撃をしてきた。


「何!!鉄砲が効かんぞ!!」


「うわ!!!」


そこへミヌとクオンの強力な衝波、そして、ソウシの真空波が襲ってくる。この3名の凄まじいまでの波状攻撃によって、カイン城の正門の兵力はほぼ壊滅状態になっていた。その様子を見ていたコウリクとチョウハは、驚愕を隠せなかった。


「たった4人で・・・守備隊1000名が壊滅だと?」


「どういうことだ!!」


「鉄砲も大砲も効きません!!」


「えっ?今なんて言った。」


「ですから。あの四名には、我々の兵器が全く通用しません。」


「どうするコウリク?」


チョウハは武具を着けながらコウリクに聞いた。コウリクも既に武具を着けていた。


「正門が開いたら出陣する。チョウハよ後は頼んだぞ。」


「どういう意味だ。」


「多分、この戦いは負けだ。」


「何故だ!!まだ3万近くも兵がいるのに・・」


「たしかに俺達の兵力は多い、しかし、しかしが、俺達の兵の大半は所詮魔導士付きの将兵ではない。力が違いすぎる。」


「じゃぁ・・俺も戦う、少なくとも俺とお前は、魔導士がいる将兵ではないか。」


「だからだ・・だから・・俺の兵の半分とお前の兵合わせて約2万5千の兵を何とかギオンまで退却させてくれ。そうすれば、まだ、この戦に勝機が残る。」


コウリクは、チョウハの両肩をもち話した、その手にはかなりの力が入っていた。


「わかった。コウリク殿こそ、ご武運を・・」


その時だった。ミナムの鉄拳で正門の扉が打ち砕かれ、あたりに埃が立ち込めた。


「来るぞ!!」


「フッゥーーー!!」



舞い上がった埃が薄くなっていく・・・その中にうっすらと人影が見えてきた。



「行くぞ!!」


ミナムが中に入っていくと目の前にいた人影が襲い掛かってき、一撃で壁へ吹き飛ばされた。


ドシーン!!


壁に叩きつけられたミナム、それを見て、オスギは辺りを見回した。




「ミナムさん!!」


「なんて奴」


ソウシは思わず構えた―――――オスギの視線の先には、、クオンがいた。


「やっぱ・・・わしかい・・」


クオンがそう呟いた瞬間、オスギがクオンを襲った。


「ぐ・・・」


何とか受け止めたクオン・・・に対しオスギが次の攻撃をかけようとした時、


「いてて・・・」


声をする方を思わず見たオスギは驚いた。そこには、ミナムが立っていた。


「フッゥーーー!!」


「やってくれるじゃねえか・・・おすぎさん」



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