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リーマンクエスト  作者: Seabolt
リーマンから英雄?
13/201

目覚めはどっきり!!

ミナムが目を覚ますといつもの天井が見えた・・・


自分の部屋か・・・とさっきまでのことを思い出す。


ふと・・・さっきまでのは?・・・と悩むミナム


そうだ・・・カーネルとミヌとか・・・なんか、生々しい


夢だったな・・・なんだ・・・夢おち・・・か・・・


と安心するミナム・・・・


ふと、あることに気づく・・・おれ・・服着てないし・・・


「ん?」何か横が暖かい・・・と横を見ると、金髪の美少女が


しかも・・・裸で・・・?


カ・・・・カーネルか?


彼女の姿を見て、鼓動が上がるミナム・・・


「う~ん・・・」と声を上げ、目をこするカーネル・・・


カーネルも目を覚まし、自分が裸であることに気づいた


目をこすって、見るとそこには裸のミナムが・・・・・


「えっ・・・」しばらく、固まるカーネルとミナム・・・


どうなっているの?ここはどこ!?とカーネルも何がなんだかわからない状態だった。


そして、再度、自分が裸で・・・ミナムも裸????


「きゃー!!!!」


思わずカーネルは叫んだ。


「けだもの!!!」


パチーン!!!と部屋に響く平手打ちの音・・・・


「イテテ!!」とひっぱたかれた頬をなでるミナム・・・


カーネルは、枕を取った。


「うああ!!」と驚くミナムに


バン!!バン!!と数発枕で殴り続けた。


「カーネル 落ち着いて!!」


「なによ!!」


「話せばわかる!!」


そういうミナムを無視し、殴り続けるカーネル


「服!!服!!」というミナムの言葉に、ふと自分の姿を思い出し立ち止まるカーネル


「あ・・・」と真っ赤になった瞬間だった。


股間から右足につたって血が流れた・・・


それを見たミナムは、硬直した。


そうとも知らずに


「きゃー!!」と叫んでミナムから布団を引っぺがすカーネル・・・


そそくさと布団を自分に巻き、ミナムを見た瞬間


今度は、カーネルが硬直した、そう・・・ミナムの・・・股間の・・硬直した・・・を見て・・・


「きゃー!!!」とまた叫び、カーネルはうずくまった。


その叫び声に思わず股間を押さえるミナム・・・


沈黙が二人の間を支配する。


やってしまったのだろうか?本当に・・・・また、記憶ないし・・・う~ついていない


おれ・・・と疑心難儀になるミナム・・・


本当にHしちゃったの・・・わたしたち・・・記憶・・・な・・・い・・・どうしよう・


わたし・・・とパニックになるカーネル




しばらくして、


「「あの~」」


という言葉を同時に発した二人・・・ふと見ると、いつの間にか見詰め合っていた。


ドックン・・・ドックン・・・と高鳴る二人の鼓動・・・


お互い真っ赤な顔をして・・・・


「カーネル・・・」


「ミナム・・・」


その時だった。


ピッピッピッ!!! ピッピッピッ!!!



ピッピッピッ!!! ピッピッピッ!!!



携帯の着信音がけたたましく鳴り出した。


ドキン!!!とした二人、そっぽうを向いた。


「なんなの!? この音・・」そういうカーネルに


「携帯の着信音だよ。」


あわてて携帯を探すミナム


「けいたい?」


その言葉の意味すらわからないカーネルをよそにミナムは携帯を見つけ


「もしもし・・・」と話し始めた。


誰と話しているんだろう?と不思議そうにミナムを見つめるカーネル


「すみません・・私、数日・・・」


「さっき、消えたから・・驚いたよ、ところで大丈夫か?」会社の上司からだった。


「えっ?無事かって?・・ええ・・何とか・・」


「そうか・・・よかった」


「数日も休んですみませんでした。」


「何言ってんだよ。3時間ほど前のことだろ?」


その言葉に驚くミナムふと時計を見るとまだ5時だった。


一体どうなってるんだ?そう思いつつも


「あと・・すみません・・・、今週休ましてください。何か調子悪くって」


「わかった。体に気をつけてな」そういい残し上司の携帯は切れた。


「誰と話してたの?どうやって?」と不思議そうに聞くカーネル


「これは、携帯と言って、相手と話ができる機械なんだ。」


「ふ~ん」とまったく意味のわからないカーネルを見ると


布団から血がにじんできた。それを見たミナムが


「カーネル・・血!!」というと


「きゃー」と血を見ているカーネル


「とりあえずトイレへ」とカーネルをつれて、ミナムはトイレへ行った。


扉を開けるとごく普通の洋式トイレがそこにあった。


「ミナム・・・これ・・・で・・どうやって?」


半分怒り気味のカーネルにミナムは、


「こうやって・・」


と座り方を見せ・・紙はここにあるから。それと。流すときはこれを押すんだよ


とボタンを押して見せた。


「わかったわ・・・」


「そうか・・」


便座に座ったカーネルをじっと見つめるミナム、それを見て


「ミナム・・」


「なに?」


「外に出て・・・」


「ごめん・・」とそそくさとミナムはトイレの外に出た。


便座に座って考え込むカーネル・・・


どうしよう・・・Hしたのに・・記憶がない・・・


ん?ということは、ミナムは覚えいたらどうしよう?


とミナムを思い出すと・・・急に・・・あの姿が・・・そう・・


あの・・・股間の・・・・


どきーんとなり再び鼓動が高鳴り、耳まで真っ赤になるカーネル


その間に、ミナムは、汚れたシーツを洗濯機へ掘り込んだ。


そして、新品の男性用パンツとTシャツ、そして、スウェットの上下を用意していた。


そういえば、本当に俺達、Hしたんだろうか?また記憶がない・・・


そう思うミナム、


その頃、少し落ち着いたカーネルはあることに気づいた。ひょっとして、


ミナムは、あのことに気づいたのかしら? 前、Hしていないことに・・


もし、そうだとしたら、どうしよう・・・そう思っていると


コンコンとドアを叩く音がした。やがて


「カーネル大丈夫か?」


「ええ・・」


「でられるか・・」


「まぁ・・・」


そういって、カーネルは、便座からたちあがり、ミナムの言ったボタンを押そうとしたら


「どれ?」と迷った。


そして、「えい」とあるボタンを押した。


そのボタンは・・・・ウォシュレットだった。


あれ?ながれないな?と不思議そうに便座を見ているカーネル


ウィーンと棒が出てきた。


棒がでてきた?けど・・・とその棒を見ていると、


棒の先から勢いよく、水が飛び出した。


「きゃーー!!」


「どうした?」


「ミナム助けて・・・水が・・・」そうパニックなるカーネル


あわててトイレの扉を開けるとそこには、便座の前でカーネルが座り込んでいた。


その様子を見て、慌てて、ウォシュレットのボタンを押し、止めるミナム


「ミナム・・・」裸のまま抱きつくカーネル・・・


「大丈夫?」


「うん・・・」と素直にうつむくカーネル


すぐさま、カーネルは、自分の姿を思い出し


「きゃっ」と隠そうとするが何もない。


そこにミナムが


「とりあえず、これで体を拭いて・・」とバスタオルを渡した。


「ありがとう・・・」


「あと、お風呂入れたから入って。」


「うん・・」




一方、グレースでは、ミヌとヤマト姫が二人を探していた。


「一体どこ行ったのじゃ?」


「斎宮様どうしましょう。」


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