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リーマンクエスト  作者: Seabolt
南海の死闘
124/201

新婚旅行   1

ミナムとカーネルは、温泉地に着いてへとへとだった。それは、婚儀が終わり、初夜にもかかわらず、会場の前に来た馬車を見て呆然として二人は顔を見合わせた、何故・・この馬車なんだ?そこには海軍の特急馬車があった。


「あの~?」


二人で後ろを見ると皆が一同に万歳万歳と言い始めた。嘘だろう?思わずため息を付くと同じように

ため息を付くカーネル


「しかたない・・」


「うん・・」


二人は馬車に乗り込んだ・・・やはり・・・・乗心地は最悪だった。なぜ・・来た時の馬車を出してくれないんだ~!!ミナムは心でそう叫んでいた。




部屋に着くと疲れてへたり込んだ二人、そこへ女将は入ってきた。


「いらっしゃいませ・・・今日は?えっ?」


二人の疲れきっている様子を見て、まぁまぁ


「お二人さん・・・京から来られたそうで・・・しかも馬車で・・」


「はい・・」


「新婚さんとかで・・・まぁ~お元気なことで・・」


ミナムは嫌な予感がした絶対勘違いしている。この女将なににやけてるんだ?


「まぁまぁ・・お盛んなことで・・・あとでお茶をお持ちしますので・・・」


そういい残して、女将は口に手を当てにやけながら部屋の外に出た。絶対勘違いしていると言おうとしたら・・・女将の声がした


「そうそう・・・今日は、お風呂はお二人ではいれますから・・いつでも言ってくださいよ」


二人でお風呂?とミナムはカーネルの方を見るとカーネルは目をそらした。


「先に食事にします。」


ミナムの声に女将は、すぐに戻ってきて


「そうおっしゃらずにお風呂に行ってください。ささ・・」


お風呂セットを渡されたミナム・・ど・・どうしようとカーネルを見るとカーネルも少しはにかんでいた。はぁ~早く誘ってよ・・もう心積もりは出来ているのに・・・そう思うカーネルにようやく声がかかった。


「行こうか・・」


「うん・・」


二人が立ち上がった瞬間、パソコンが光りだした。


「えっ?」


「なんで?」





気がつくとそこはミナムの部屋だった。これは?と見ると横にカーネルが寝ていた。やっぱり?俺の部屋かということは、と当然俺も裸だ・・・とカーネルを見ると目を覚ましていた。


「ここは?」


「俺の家・・・」


「ということは?」


「そう・・・」


カーネルは嫌な予感がした。私も裸だ~!!!と思わず隠すカーネル・・・ここで初夜なの?ひょっとして?・・えっ・・外は明るいし・・・どうなってるの?と思っているとミナムの顔がアップになった。ちょっ・・ちょっと今そんなこと


ん――――


ミナムの唇が重なった。


「こんな初夜になっちゃったけど・・・」


そう言ってミナムの唇が再び重なる。でも・・でも・・・こんな・・・の・・・イヤー!!!!



あれ?



ミナムの体がすっとカーネルから離れた。


「カーネル・・・こっちでも式を挙げよう」


「えっ?」


どういうことミナム?言っている意味がわからないし、そう思っているとミナムが振り返って


「由美に見せてやりたいんだ。」


「由美さんに?」


「あれでも俺の唯一の肉親なんだ・・」


そうだ・・ミナムのお姉さんなんだ・・・でも?どうやって?時間もないし・・・って驚いているとミナムは携帯をかけていた。


「由美?そうそう・・カーネルのと俺の姿写真に撮りたいんだけど。うん・・・わかった・すぐ行くから」


「どうしたの?」


「由美の奴・・・結婚式場で働いているから・・・今日時間あるうちにって、すぐ行くぞ」


すぐって?私達、裸よと思っていたらミナムは服を持ってきたそうカーネルが前に来たときの服を・・


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