表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リーマンクエスト  作者: Seabolt
南海の死闘
117/201

フトーとマヤザキ

フトーの顔色が曇った・・・こやつ・・・一体何を考えておるのじゃ・・・ひょっとしてミザキを見つけたのでは?

フトー自身もまだミザキの招待を掴めていない。フトーの後ろからこそっと・・・


「ひょっとして・・・ミナムがミザキとお思いでは?」


フトーは振り返り笑顔でマヤザキに語った。


「ほう・・それは面白い話だな~マヤザキ・・・・ところでお主はだれが?ミナムで・・・だれがミザキか知っておるのじゃな」


「いえ・・・それはまだ・・・」


「それがお前の仕事だろ!!!で・・・どこまでわかっておるのじゃ?」


しまった・・・マヤザキはそう思った。逆に自分にふられるとは?


「今のところ・・・・ミザキが確認できておりませぬ。ただ・・」


「ただ?」


「ミナム一行があやしいかと・・」


ほう~こやつ、ぼかしよったか・・・フトーはマヤザキが驚くことを言った。


「ミナム一行?ということは?ソウシも含まれるのか?」


「な!!」


「何を驚いておるのじゃ?」


「そ・・・それは・・・」


「あ・・・そうじゃったな・・・ソウシはお主の部下じゃったな・・・じゃとするとあの3人か・・お主は、やはりミナムがあやしいか?」


「はい・・・あの一行には、正体がはっきりしないのが2名・・・ミナムとミヌです。しかし、ミヌは斎宮様が管理されておられた。そうなるとミナムがあやしいかと・・それに・・」


「それに・・」


「ワカタケルの可能性も・・・個人的な見解ですが・・・」


「おお・・・そうじゃったな・・ワカタケルはどうなのじゃ」


「まだはっきりしておりません。」


この狸め・・・大臣を引退したとはいえ・・・まだ権力を握っていることだけはある・・・そう思ったマヤザキに対しこやつ・・・もう少し泳がせておくか・・・そう感じたフトーだった。




その頃、ミナムとカーネルははフトーの邸にいた。


「あれ?ミヌは?」


「さっき・・・用事があるって・・・」


「そうか・・・」


「それより・・・ミナム・・・」


カーネルがミナムの横に寄ってきた・・・こ・・・これはとミナムは思いカーネルに顔を近づけた・・・・


その時だった・・・後ろから・・・


「うっほん!!」


えっ?驚いて振り返る二人・・・・


そこには、ヤマト姫とカーネルの両親がいた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ