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リーマンクエスト  作者: Seabolt
南海の死闘
115/201

フトーの邸にて 4

ゆっくりと杖を突きながら歩いていくフトーの背中を見ていると後ろからカーネルの声がした。


「ミナム・・・」


ミナムが振り返るとそこにカーネルが立っていた。やっぱ・・謝らないと・・・な


「カーネル・・・ご・・ん?」


ミナムが話しかけようとするとカーネルは人差し指でミナムの口を押さえた。


「言わないで・・・・」


「カーネル・・」


カーネルはそっとミナムのキスした・・唇が離れたかと思うとカーネルがミナムに抱きつき耳元でそってささやいて・・・


「今度は、もっとやさしくね・・」


そして、パッとミナムから離れたカーネル・・・


「じゃぁ・・着替えてこようかしら・・」


ミヌは、二人の光景を別のところで見ていた・・・そして廊下の影に隠れた。何故?隠れるの?―――――もう・・・無理なのかな~・・・でも・・・京に来る時、ただ一度、抱いてくれた感触がなつかしいよ・・ん?足?誰の?ミヌが顔をあげるとそこにはソウシが立っていた。


「ソウシさん・・」


「ミヌ殿・・」


ふとソウシは二人ミヌの視線の先を見るとミナムとカーネルの姿があった。思わず目を背けたソウシ・・その時だった、ミヌがソウシに抱きついてきた


「ミヌ殿?」


「しばらく・・・しばらく・・こうさせてください・・」


胸の中ですすり泣くミヌ・・・私はどうしたらいいんだ?ミヌの姿を見ると自分の姿が重なった・・・い・・いかん・・・ソウシよ・・しっかりしろ、そこへ後ろから声がした。


「おおっと!!これは・・・」


「フトー殿」


やばい・・・変に思われる・・そう思ったソウシは、ミヌから離れた。急に離されたミヌもフトーを見て、ま・・・まずい・・・変なところ見られた・・ひょっとして勘違いしたかも・・・そう思って慌てて涙を拭った。ミヌの涙に気付いたフトーは、ミヌの方をちらりと見て、


「いかがされた?」


「あ・・いや・・・」


「確かミナム殿の魔導士の・・・」


「ミヌです・・」


「ああ・・そうじゃったなぁ~ひょっとして?ソウシ殿の?」


フトーは小指を立てた、それを見たミヌ・・・やっぱり完全に勘違いしているし・・一方ソウシは、それを見て、そんな勘違いするか?と驚いていた。


「ち・・違います・・・ソウシさんとそんな関係じゃありません。」


「じゃぁ・・・なぜ、抱きついていたんじゃ?」


「そ・・それは・・・ミナムさんが・・最近、カーネルさんばかり・・・」


と声がだんだん小さくなってきた。その様子を見ていた


「そうでしたか・・・」


う~む・・・ミヌか・・こいつは使えるな・・・カーネルは人質として京においておくとすれば

こやつをミナムの魔導士として戦場へ・・・か・・・ミナムがうまいこと勝ってくれればよし負けてもよし・・・それに・・・そう思うフトーは、ミヌに耳打ちした。


「後で、話があります・・・」


「え?」


「お一人で来てください・・」


「フトー殿?今、ミヌ殿に何を?」


ソウシが声をかけた


「いや・・別に・・たいしたことではない。では、大極殿でお待ちしてますので」


そう言ってフトーは、その場を去っていった。



こうして、ミナム達一行は、フトー邸を出て、大極殿へ向かおうとした。


しかし・・


目の前には、海軍の特急馬車が・・・・


「また・・・これに乗るのか?」


「うそでしょう?」


「最悪ですぅ~」


「私は乗らんぞ・・」



ミナム達を待っていた衛兵達が困り果てた顔をしていた。


「とりあえず乗ってください。私たちが殺されます」


「どうする?」


「しかたないわ・・」


「わ・・わたしは、のらんぞ!!」


「ソウシさん・・・あきらめてください・」


そう言ってミヌがソウシを馬車に押し込んだ・・・・


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