ミナムVSルーシー
ミナムが降り立つと同時にすさまじい振動が船を襲った。しばらくして、ミヌを下りミナムの後ろに回った。
そして、カーネルとソウシがミナムの両脇に降りてきた。ミナムに睨みを利かすルーシー
「貴様がミナムか」
「そうだが、何か?ところでルーシーってのはどこだ」
「ミ・・・ミナムさん」
ミヌが後ろからミナムの背中をつついた。ミナムが振り向くと
「どうした?」
「あの人?」
「えっ」
そう言ってミナムの目の前をルーシーを指差した。
「あの・・・おばさん?」
「しっ!!聞こえるわ?」
その言葉を聞いて、顔が険しくなるルーシー
「聞こえてるよ・・・」
二人の言葉にため息を付いたカーネルとソウシ・・
「バカが・・・」
「やい!!ミナム!!!とうとう私を怒らせたわね!!ドク!!クランツ!!」
「は!!」
屈強そうな男とマジシャンミ見たいな男が現れた。
「な・・なんなんだ?」
「ミナムとやら!!覚悟しな!!」
一方、戦艦マリハにからルーシー海賊団と戦っていたベッツィー
「艦長!!敵がひるんでいます」
「よし!!!このまま突っ込むぞ!!全艦全速!!」
その頃、ルーシーの船上では戦いが始まっていた。
ミナムとルーシーの剣が交わった。
「何!!」
ルーシーは、ミナムが剣を受け止めたことに驚いた。
こやつ・・・力は互角か・・・だと・・
ミナムの剣をはじき、少し下がったルーシーは衝波を撃ってみた。
「何!!」
今度はミナムは衝波をはじきかえした。ふと、周りを見るとソウシとドク、クランツとカーネル・ミヌが互角の戦いをしていた。
そこへベッツィーが飛び込んできた。
くそ・・・こんな時に・・・しかたない・・・
ルーシーはミナムにその刀を振り下ろした。
「大波動!!」
ルーシーが放った大波動は、甲板を切り裂きながらミナムを襲い、
慌てて盾で防ぐミナムを直撃し炸裂した。
「ミナム!!」
「ミナム殿!!」
その衝撃を受けたミナムは、必死に盾を押さえ、頼む!!もってくれ、そう思った時、その衝撃に耐え切れずミナムはそのまま
後ろに吹き飛ばされ、マストに体を叩きつけられた。
「ぐ!!」
その様子を見ていたルーシーは、にやりと笑い 、やったか・・・とつぶやいた時
目の前の光景を見て、わが目を疑った。
「いてて!!」
そう言って、倒れていくマストから立ち上がるミナムの姿がそこにあった。
「ミナム!!」
立ち上がるミナムを見て喜ぶカーネルたち
「ルーシー、覚悟!!」
そう叫んで超弩弓を構えるベッツィー
その時だった。
「この戦い、しばし待たれい!!」
そう叫んで、一隻の海賊船がルーシーの船に乗り付けてきた。