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リーマンクエスト  作者: Seabolt
南海の死闘
103/201

ダイズ沖の修羅場 その3

甲板に降り立つベッツィーそこには、ミナム・ソウシ・カーネル・ミヌの四人がまだごたごたしていた。


「あの?」


ベッツィーの言葉が聞こえない4人、それを見てベッツィーは叫んだ。


「ミナム殿!!!ソウシ殿!!」


その声にようやく止まった4人。


「ベッツィー殿」


「忙しそうだが、今一度力を借りたい。」


そう言ってベッツィーは、ギタの船を指差した。


「やりましょうか・・」


そう言って立ち上がるミナムにつられ、ソウシ・カーネル・ミヌも立ち上がった。


「ありがたい。」


「これが俺たちの使命だからな」


それぞれは、戦艦マリハの左舷側に向かった。




一方、助けを請おうと自らに近づくギタの船に向かってルーシーは攻撃をした。


ギタその攻撃に驚いた。そして、ルーシーはこう叫んだ。


「スクィニー海賊団よ。今こそ、仇をとるのじゃ。」


まさか・・・俺が裏切ったのがばれたのでは?そう考えるギタの姿があった。


「やむえん・・・反転だ!!海軍と戦う!!」


そう叫んだ時だった。


「海軍が近づいてきます。」


「なに~!!」


ギタは思っていたよりも海軍が近づいていることに驚いた。そして、くそーとつぶやき、後ろを見るとルーシーがそして、左舷を見るとカイソンが近づいていた。破れかぶれになったギタは、戦艦マリハに向かい攻撃をはじめた。





「副長!!!海賊船からの攻撃です。」


攻撃の様子が見えた副長は冷静だった。


「あの程度ならびくともせん」


急速にギタの海賊船に近づく戦艦マリハ


「副長!!射程圏内に入りました。」


この言葉と同時に、戦艦マリハには無数の衝波や砲丸・矢が向かってきた。


「よし!!面舵一杯!!」


「面舵一杯!!」


「魔導士隊!!対魔シールド!!!」


「回頭角 30度・・・」


「全砲門攻撃用意!!」


「60度」


「魔導士隊攻撃開始!!」


その号令と共に、衝波の反撃が始まった。そして、ソウシの真空波・ベッツィーの超弩弓がギタの船を直撃した。


「うわ~!!!。対魔シールド!!!!」


そう叫んだが、轟音と共に船首に超弩弓が炸裂、船首を大破させた。


次の瞬間、真空波が襲ってきた。慌てて伏せるギタ、そして、真空波は全てのマストをなぎ倒した。


「マ・・・マストが・・?」


「回頭角90度」


戦艦マリハの左舷側がギタの船に見えた。


「ま・・まさか・・・」


そうさっき、僚船が一瞬で大破したのを思い出したギタは凍りついた。次の瞬間



「撃て!!!」



轟音と共に大筒が火を噴いた。次々と直撃する砲弾によりギタの船がほぼ壊滅状態になった。その様子を見たルーシーはこうつぶやいた  


何という破壊力・・・


沈み行くギタの船を見て攻撃の手をやめた戦艦マリハ、そこへカイソンノ海賊船がギタめがけて突入してきた。


「親父の仇!!!」


こうしてギタはカイソンに捕らえれた。

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