終焉ノ刻
最終話で〜す!
ここまで読んでいいただきありがとうございました。
最終話も楽しんでいただければ幸いです!
キーツは感情を抑えきれていなかった。
キーツ「終わらせてやる」
そういいキーツは破壊を続けた。
そうしてキーツはすべてを破壊した。
これこそが真の堕天ノ黙示録だった。
人間も、魔族も関係なく。
そしてキーツは次元そのものを破壊した。
キーツは”平和”を求め新たな世界を作った。
魔族が住む惑星、「ケプラー」と人間が住む惑星、「地球」を作った。
魔族の住むケプラーでは魔族が互いに協力しあい、魔力によって文明を築き上げていた。
人間の住む地球では人間同士協力することもあれば互いに殺し合うこともあった。
キーツはケプラーという自分の理想だったものを作るのに成功した。
しかしケプラーは魔族の増えすぎや文明の発達が進みすぎた影響で環境が悪化していき、生物の住めない惑星へと変わり果てていた。
人間の住む地球では、人間が戦争を起こすことにより、人口が安定し、さらに文明も発達しすぎず、ケプラーほど環境は悪化していかなかった。
そんな地球では、1609年頃、新たな惑星ケプラーが発見された。
ケプラーは地球に最も近い惑星となった。
しかし発見された頃にはもう人が住めない劣悪な環境となっていた。
キーツは自分の求めていたものが間違いだったことに衝撃を受けた。
そしてケプラーが見つかった数年後に戦争がほとんどなくなり、平和に近づいていた。
キーツがあんなにも憎んだ人間のほうが平和の実現に近づいていたのだ。
そしてキーツは生きていく意味に囚われ、地球密かに暮らすようになっていた。
キーツは人間に擬態したり、しなかったりしていた。
人間に擬態していない状態で発見されたキーツは「未確認生物」として「UMA」と名付けられた。
キーツは唯一の魔族としてひとり寂しく生きていた。
今もなおキーツは現世に人間に擬態してあなたの住む世界に紛れているかもしれない。
そして惑星ケプラーは第二の地球となる日が来るのかもしれない。
世界で起きている怪奇現象は魔族が関わっているのかもしれない。
そう、あなたの周りにも魔族はいるのかもしれません。
あなたの世界は何が起こるかわかりません。
実はあなたも魔族だったりして...
争いは何も産まずといいますが、争わないことが真の平和なのでしょうか。
争いをすることは平和とは言えませんが、争いがないから平和というのも違います。
一体、真の平和というのはなんなのでしょうか。
それは誰にもわかりません。
同種族で争う人間、他種族で争う人間と魔族。
これらになんのちがいもありません。
これらはどちらも同じ争いなのです。
人間も魔族もほとんど同じです。
世界は残酷です。
これが私達人間、生物に与えられた神々からの試練なのではないでしょうか。
生物というものは自ら残酷を生み出し、そして感動をも生み出す。
人間は大きな観点から見れば、いないのと等しいものなのです。
この宇宙が神々のおもちゃとするならば、人間は不様な人形なのです。
自分で首を絞め、自分で助けを求めるそんな不様な生物なのです。
真の平和が来ることはあるのでしょうか。
今までありがとうございました。
これにて「堕天ノ黙示録」は完結となります。
作中に登場したケプラーという惑星、実在するものとなっています。
気になる方は調べてみると、より作品の内容が理解しやすくなると思います。
お話、楽しんでいただけたでしょうか?
本当に今までありがとうございました。




