別れる二人の道
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キーツは覚悟を決め、親友を殺すことにしたのだ。
キーツの心はとても傷んだが敵としての認識がそれを中和していた。
そうしてお互い本気を出し、激しい戦場となった。
お互いの強さはほとんど互角で戦況は変わらなく、消耗戦となった。
ビシュルー「まさか君がほんとにブローカーディースになっていたなんて驚きだよ!」
キーツ「...」
キーツは相手が何を言っても反応しなかった。
それは親友と戦っているという罪意識を軽くするためだった。
キーツは涙を流していた。
かつて親友だった者と命をかけて対決しているから
キーツは昔のことを思い出していたのだ。
キーツは少し変わっている子で友達が全然できなかった。
しかしビシュルーだけはキーツに話しかけ、友だちになってくれたのだ。
そんな出会いがあり、今はこうして死闘を繰り出しているのはとてもキーツには辛かった。
ビシュルーはとてつもない魔力を所持していて、魔力量だけならキーツに勝っていた。
しかしキーツはビシュルーの癖を知っていたため、なんとかなっていた。
ビシュルー「君なら僕達の仲間になれると思うんだけど...残念だなぁ」
ビシュルーが突然意味のわからないことを言った。
ビシュルーはちっちゃい頃からキーツの正義感が強いことや、キーツがブローカーディースを目指しているのを知っているのにも関わらずそのような発言をしたからだ。
そしてキーツはその隙に攻撃を食らってしまった。
ビシュルー「悪いね親友。でも今回は逃がしてあげるから次回はもっと強くなってきてね。」
声は笑っていたが顔は笑っていないようだった。
そうして攻撃を食らったキーツが地面に倒れていると、そこに倒しそこねたスチークが現れた。
殺されると思ったがキーツを殺そうとはしなかった。
スチーク「キーツ、お前は...俺の弟だ」
キーツ「馬鹿なことを言うな!俺は人間だ!」
スチーク「お前は実は魔族、いや魔神だ。俺ら魔族たちはかつて人間に襲われ、そこでお前を失ったのだ。能力が同じというのが何よりの証拠だ。」
そうしてスチークは去っていった。
キーツはスチークが言っていたことが理解できず、困惑していた。
そして体力が万全になったときにキーツはまた本拠地へ向かった。
今度は誰も出てこなく、魔王の部屋へ直通だった。
魔王「貴様キーツは、私の息子だ」
キーツ「?!」
やはりキーツは意味がわからず困惑していた。
魔王「今から貴様に私自身の回想を見せてやろう...」
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