表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
106/157

第106話 番外編 冒険野郎マグガイバーの冒険




 俺の名はマグガイバー、誰が呼んだのか俺の事を冒険野郎なんてみんなから呼ばれるようになっちまった。


確かに俺は冒険者ではあるが、「冒険野郎マグガイバー」などと言われているからには、何かあるのだろう。


ふっ、まあ、別にいいんだが、悪い気はしない。さーて、今日も俺の冒険が幕を上げるぜ。


今日の依頼は武具屋ハンマー&ナックルに出向いて武器の手入れの手伝いだ。簡単だな、こんなもんは一日仕事だぜ。


おっと、その前に腹ごしらえだぜ、まずは飯を食ってからだな。


「おーい、ウエイトレスさんや、Aセット一つおくれ」


俺はいつものように注文した。


「は~い、ただいま~」


ウエイトレスのおねえさんもいつもの返事で返す。さてと、飯が届くまで物思いにふけるか。


俺は一人、考え事をしているポーズをとりながら時間を過ごす。


ふふふ、いいぞ、周りの連中が俺を見てる、何か難しい顔で考え事をしていると思っているに違いない。


いぶし銀の雰囲気をかもし出しながら、時を過ごす。


実際は何も考えてはいないけどな。まあ、誤解させておくか。


「Aセットお待ち」


ウエイトレスのおねえさんが飯を持ってきてくれた、さあ、早速食うぜ。


・・・うん、うまい、隠し味は胡椒こしょうかな? ピリッとしていて食がすすむ。


余りにもうまいので、ついおかわりをしてしまった。


・・・そして、


「う~、は、腹がいっぱいだ」


なんて事だ! この俺とした事が飯を食いすぎるなんて、これじゃあ仕事どころじゃないぜ。


・・・依頼はキャンセルだな、何事も無理はよくない。


まあ、次の冒険が俺を待っている筈だぜ。その時が来たら本気を出せばいいか。


・・・どうだい、大人の余裕を感じるだろう、今回の冒険はここまでだ、いい一日だったな。


さあ、お次は一体どんな冒険が俺を待っているのかな? 楽しみだぜ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ