表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/43

不意打ちは衝撃的

 なんだか最近葵が、様子が変に感じる。というかおかしいのだ。ぼけ~としていたと思ったら急に、じたばたする。それだけならまだしも、私を見るや否や逃げていく時もある。そのため多少だが、生活にも、影響が出ている。

 これだけの事があれば嫌でもわかる。

「私に関連する何かを隠している。郁恵さん、どう思います?」

「そうねぇ、珍しいわね」

「これって聞いていいことなんでしょうか?」

「それとなく聞いてみるのがいいかもね」

「分かりました」

 帰ったらすぐさま試してみようと心に誓った。郁恵さんが、それとなくよ〜と言っていた気がするが、無視した。



「葵、私に何隠してるの?」

「……」

 郁恵さんの教えを活した作戦だ。そしてここからが重要なのだ。

「きっと言えないことだと思う、だからちょこっとだけ」

「……いや〜」

「じゃ、概要だけできない?」

 見よ、これが郁恵さんが言っていたそれとなく作戦。まず上限を決め、そこから徐々に下げていく。

「……ごめん。それでもちょっと」

「そうか~、それって私と葵が、傷つくこと?」

「分からない、人によっては傷つくかも……」

 葵が、少しだけ言ってくれた。希望が見えた。

「私は大丈夫だと思うよ」

「え!?」

 葵が、何に驚いているのか分からないから、正直怖いがここまで来たのなら退けない。

「何があっても、大丈夫」

「侑///」

 よく分からないが、葵が、照れてる。

「実は、この間侑とキスしちゃったんだよね」

「へ?キスって口付けってこと」

「そう、キス」

「「///」」

 二人とも恥ずかしくなってしまった。そっか、そうだったのか。

「葵が、そうなってた理由は、わかったよ。ありがとう」

「侑」

 と呼ばれ、そっちを向いた。その刹那葵と私はキスしていた。突然の事で、私は状況を理解するので精一杯だった。

「これで二人の秘密だね」

 葵の笑顔は、とても綺麗だった。



 どどど、どうするしよう。侑が、今日に限ってめっちゃ聞いてくる。確かに、侑の顔を見たらあの日のことを思い出しちゃったり、またしたいなとか思ったりしていたたまれなくなってたけど、今が一番恥ずかしい。聞かれる度に、鮮明に思い出される。

(実は、侑が寝てる時にキスしちゃった)

 なんて言えないよぉぉぉ。と心の中で頭を抱えていた。

「葵?」

「な、ナンデモナイヨ」

 めちゃくちゃ嘘っぽくなってしまった。もう駄目かもしれない。逆転の発想だ。私だけ、知ってるからこうなるんだ。二人で、共有すればいいんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ