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心理テストは、恐ろしい

「葵、聞いてる?」

「聞いてるよ」

「復唱して」

「ごめん、聞いてなかった」

「明日のご飯の話だったんだけど」

私は答えを言いつつ、リビングの方に向かった。

葵は、テレビを見ていた。


「侑も一緒にしよ?」

テレビを見ると心理テストを題材としているものだった。

「良いよ」


サンタクロースになって貴方が贈りたい人に送れるだいたいこんな感じの質問だった。

私が贈りたい相手、おばあちゃんか、葵の二択になってしまう。

非常に難しく悩んでいると、横らか高らかに言った。

「よし決めた」

「早いね」

「もちろん」

「じゃ、せーので行くよ」

「せーの」

「「葵、侑」」

お互いが、お互いの名前を呼び驚いた。

答えは、貴方が苦労をかけるまたは、これからかける人。

「凄い、当たってる」

「苦労かけるぽいからこれからかけるよろしく」

「2問目始まったよ」


魔女から箱をもらいました。その箱は軽いまたは重い。開ける?開けない?

「今回難しいね」

「そうだね」

う〜ん。魔女から貰ったものだったらイメージ的には、重そう。

中身を確認してみたい気もする。

「葵は、もう決めた?」

「いや、今回は難しい」

「そろそろ答え出そう」

「OK、決めたよ」

「私は重たくて、開けてみるかな」

「侑とほぼ一緒で、重たくて開けない」

さて答えは、貴方の心の闇が分かる。

重たくて開ける人は、心の闇がかなり深そうです。様々な悲劇を経験してきて、後悔する気持ちが強く自罰的。ネガティブな感情のスパイラルを断ち切る努力をすれば、少しずつ心が軽くなっていくでしょう。

葵の答えの方は、あなたの心の闇の深さは未知数。それに耐え切れないくらい、あなたの心の底には黒くドロドロした感情が渦巻いているようです。後悔の念や罪悪感もあるようですが、現時点ではネガティブな感情を封印することに成功しています。「このまま無視し続けるしかない」と腹をくくり、開き直っているようです。

「……」

「……」

葵に、そんな気持ちがあった、なんて知らなかった。葵も私と同じなのかな。

いつか葵が、その気持ちを私に教えてくれた時に、私は、どうするのだろうか。

わかることは、私は絶対に葵の味方であり続けることだろう。

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