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第69話 私の能力は糸です

 レズリタも魔法を唱え信者たちの行く手を阻んでいる。

 

 流石Sランク冒険者になっただけあって魔法の扱いや剣の腕もかなり卓越している……。

 

 私はそう思いながら怪しげな男に視点を移す……。怪しげな男は手を出す素振りを見せないまま只々ニヤニヤしている……。


 一体何がしたいのか疑問で仕方ない。


 すると信者達が魔法を詠唱しこちらに向かって放つ。

 

 「嘘!? 魔法も使えるの!?」

 

 リズ達が驚きの声をあげて避ける。

 

 3人とも動きも凄いスピードなのだが手数の多さが対処しきれていない……。

 私はその様子を見て《ブリザード》を発動し、信者たちとリズ達との間を埋め尽くす。


 するとオスカルが笑いながらこちらに話しかけてくる。

 

 「おやおやおや? あなたは魔族の能力を使うことが出来るのですかあ?」

 

 「そうよ……。世間では外れスキルと言われてるけどね」

 

 それを聞いた男は口を歪ませながら腕を大きく上げる。それを見ていたレズリタは私の元に来ようとする。

 

 だが無数の魔法に邪魔されてこちらに近づくことが出来ない様だ。リズたちも近接攻撃を持った信者達と戦っている為接近出来ずにいる……。


 だがエリックとリズの表情は明るくない。敵の数が多すぎるのか次々と迫ってくる教徒の対処だけで手一杯だった。

 

 「そうですか! そうですか! 私も世間では外れスキルと言われていたんですよ!」

 

 するとオスカルは能力を発動する。

 

 手からは無数の糸が出てき地面にも張り巡らされてゆく。


 なんだ……、何を始めようっていうんだこの男は……?


 一見ただの糸にしか見えないが当たるとどうなるのか少し不安だ……。

 

 するとオスカルは私の顔を見ながら告げる 。

 

 「私は糸を操るのですぅ。お手柔らかにお願いしますねえ?」

 

 《星糸》

 

 そして次の瞬間、私の目の前から糸が飛んでくる……。

 

 私は素早く回避行動をしたお陰で糸を躱すことが出来た。何とか躱せたが放たれた糸は木を真っ二つ斬り落としていた。


 私は背後に構えていた木々が一撃で真っ二つ斬られているのを見て鳥肌が全身を覆う……。


 あんなもの喰らったらひとたまりも無いぞ……。リズ達は教徒の人数が多すぎるのもあって苦戦を強いられている……。もし私がやられたら次の標的はリズ達になだれ込むだろう……。


 どうにかして私がこいつを倒すしかない。そう思い私はスキルを発動する。

 

《ダークネス》 するとあたりは暗闇に染まり、オスカルの操る糸は見えなくなる。

 

 だがオスカルはまだニヤニヤと笑っている……。

 

 「あなたの能力は素晴らしいいいい! もっと見せてくださいよおおおお!」

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