創作が不調なので百合作品について語ってみました。
よろしくお願いします!
去年の六月からこの一年で読んだ百合作品 (コミック)
・はなにあらし
・やがて君になる
・帰り道
・欠けた月とドーナッツ
・すぐに追いつくんだから
・定時にあがれたら
・私の押しは悪役令嬢
・アネモネは熱を帯びる
・私の百合はお仕事です!
・狼の皮をかぶった羊姫
・ささやくように恋を唄う
・踊り場でスカートが鳴る
・雪解けとアスパラガス
・ロンリーガールに逆らえない
・お菊さんはいちゃ憑きたい
・姉の親友、私の恋人
・わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
・オトメの帝国
・加瀬さんシリーズ
・君と綴るうたかた
・雨夜の月
・スピカをつかまえて
・ふたごわずらい
・CITRUS
・君に好きっていわせたい
(順不同)
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私が去年の六月から読んだ百合作品の一部です。
この他に、商用小説、アニメ、小説サイトの投稿作品も合わせるとすごい数になってます。
もちろん去年の六月以前にも「少女革命ウテナ」など百合作品と大別されているもの、また一部百合要素を含む作品は見たことはあります。意識的に百合作品を見ていた訳ではなく、たまたま百合だったいう感じです。
そんな私が急に百合作品にハマったのはいくつかの理由があります。
1、好きな創作作家さんがたまたま百合作品を書いていた。
勝手にお名前を出すわけにはいないので、ペンネームを控えさせてもらいますが、なろう以外で活動されている作家さんです、ここではAさんとします。
Aさんが創作された百合作品の中で、二人の少女が見つめ合うシーンがあまりにも素敵でした。僅かな地の文だけで、空間を作りだすのがうまい作家さんです。すげぇ!
拝読させていただいた後に感動し過ぎて、五百字オーバーの超重たい感想を送り付ける暴挙にでました。 ……ほんとすみません。
後日私の書いた感想を読み直してみたところ、ほとんどラブレですね……お恥ずかしい限り(笑)
ちなみにAさんは、男性向けのラブコメをたくさん書いている方なので、てっきり異性かと思ってましたが、どうやら私と同じ側……大変失礼しました。
2、電子書籍で読める作品が多い
商用作品全てを電子書籍で買っているわけではありませんが、電子書籍で多く買います。部屋の本棚はとっくに溢れているので、処分しない限り部屋に置くところがありません。そのため数年前から電子書籍メインに切り替えました。
去年の六月に電子書籍で一巻タダで読んだ百合作品がとても面白くて、すぐに全巻購入しました。
わ~百合作品って面白い~他にも面白い作品ないかな?~これ面白そう~よし!ワンぽちで購入~を繰り返し現在に至ります。
買い過ぎました……ゲーム機本体が一台買えるくらいつぎ込んでます。電子書籍は便利過ぎです。
3、百合作品は心理描写が巧み
百合作品は性質上どうしても恋愛メインの話になります。女の子と女の子の話なのでどちらも嫉妬します。
また、恋に至るまで過程がとても丁寧に描かれます。
私はがっつり波長があってしまいました。
純文学が好きな方は楽しめると思います。
■百合作品の取り巻く環境
1、本屋さんに百合作品コーナーがない
「私の百合はお仕事です!」が今期アニメ化されました。「ささやくように恋を唄う」も今後アニメ化されるようです。以前より百合作品を気軽に目にする機会が増えてきてるのでは!? と期待しております。
ただし、普通の本屋さんだとBL作品コーナーがあっても百合作品コーナーはなかなかありません。
東京某所の大型書店で百合作品コーナーを見つけた時、感動のあまり泣きそうになりました。宝の山です。
普通の本屋さんでも百合作品コーナーを作ってくだされば嬉しいですが、需要の問題で難しいのでしょうか。
2、百合作品好き……肩見狭し(1)
去年、百合作品を沢山買い過ぎて家族会議になったネタを短編小説で書きましたが、これはガチです。電子書籍を買うECショップのアカウントを家族も使うのに無警戒でした。
我が家の収支は九十五%私の稼ぎで成り立っています。金銭的に怒られることはないです。
それでも家族会議はキッツい!
家族に何を言われたかは想像にお任せします (笑)
今のところですが同性が特別に見えたことはありません。
3、百合作品好き……肩見狭し(2)
会社のパイセン(同性)と先日呑んだ時のこと――
パイセン「なつの、休みの日何してるの?」
私「小説投稿サイトでピュアピュアな百合小説書いてます!キリっ」
パイセン「お前まんまだな……」
………………
…………
……
百合作品が好きすぎて、気づいたら自分で百合作品を書くようになってました! てへっ
そんなことはどうでもいい!
「まんま」ってなんだよぉお――――!?
私からは姫女子or姫男子オーラがにじみ出てるのでしょうか?
ちなみに「姫女子」とは『女性同士の恋愛や親密な関係性を扱った創作(百合)を好む女性のこと。女性の百合好きには腐女子を兼ねている人も一定数いるが、狭義では百合のみを特に好む女性を指す。』とのことです。最近は「姫男子」……創作(百合)を好む男性も増えているようです。
私は男性嫌いではありません。イケメンもイケオジもいける口です!
年一で、以前の職場で一緒だったおじさまと野球を見に行きます。
バンド時代は、男性としか組みませんでした。
スマホの連絡先にもちゃんと男性の名前くらいはあります。……ものすごく少ないけど
今の仕事も同僚の八割は男性です。
……ってなんだが、必死にアリバイを主張してるように感じるのは何故でしょう(笑)
4、百合世界は憧れ、尊い
なつの夕凪の中の人は、大柄でずぼら、普段はノーメイクにジャージ (通称:ジャージャー)
上京する時は、革ジャン、古着、サングラス、デニムでギターを担いでいるようなやつです。
繊細な少女たちが愛を奏でる百合世界とは百八十度反対側におります。
自分にはない世界だから憧れます。
憧れますが、そうなりたいという訳ではありません。
あの世界にいたら私は嫉妬でぶっ壊れます。
多分、毎日泣きます。
そうじゃなくてもめんどくさい奴なのにもっとめんどくさくなります。
んなの無理じゃ――!
学生百合は学生じゃないので、優しい気持ちで読めますが社会人百合はやばいです。
私社会人なので……
いいか私、絶対に社会人百合のヒロイン達に感情移入するなよ。絶対だぞぉ――!
5、今後読みたい作品
・熱帯魚は雪に焦がれる (コミック)
・マリア様がみてる (文庫)
・安達としまむら (文庫)
・青い花 (コミック)
「マリア様がみてる」こと「マリみて」は、これまでご縁がありませんでした。友愛を描いた作品? とのことなので区分として百合作品なのかは微妙です。学園ものとしても唯一無二の傑作のようです。
「安達としまむら」は「やがて君になる」と並びここ十年ではもっとも人気のある百合作品のようです。後学のためにも押さえておきたいですが、こちらは刊行数が多いですね。
おススメの百合作品があれば、教えて頂ければ幸いです。
ではでは!
お越しいただきありがとうございます。