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日刊ボーカロイド  作者: 六野みさお


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4/10 濁茶が新曲

 濁茶がmikiの新曲『おりがみ披露』を投稿した。濁茶は最近よく見る。


 やはりオーバーライドが他の有力旧曲より頭一つ抜けた高い伸びを維持している。日間3万ペースで伸びている。まだ投稿4ヶ月であり、このまま行けば投稿1年以内400万再生は十分狙える。2023曲で強風、人マニアに続いて3曲目の投稿1年以内400万再生となれば、これは史上初の快挙である。ラビットホールはもう1周年まであと1ヶ月くらいなので無理だろう。最近のラビットホールはアンマザにすら伸びを抜かれそうだ。ラビットホールの伸びが落ちているのかアンマザの伸びが上がっているのかは判然としないが。


 現在の23年曲は22年における21年勢を彷彿とさせる勢いで伸びているが、当時は旧曲は21年曲1強だった。18〜20年の覇権曲も伸びが落ちてきており、17年の名曲群もさすがに厳しい状況だった。しかし、現在は23年曲の後ろに虎視眈々と21年勢が控えており、なぜか17年曲のアンマザまで上がってきて、なかなか23年旧曲が覇権を取りきれない展開が続いている。23年曲の中で07年のみくみく、11年の千本桜、17年のアンマザ、21年のきゅうくらりんレベルの圧倒的覇権曲が出てくるかが今後のポイントになる。


 上の4曲はどれも時代を象徴するレベルの覇権曲であり、みくみく(黎明期の覇権曲)、千本桜(10〜12年の第一次全盛期の覇権曲)、アンマザ(16〜17年の第二次全盛期の覇権曲)、きゅうくらりん(21年の第三次全盛期の覇権曲)と説明することができそうだ。さらに哨戒(14〜15年の衰退期の覇権曲)も入れてもよさそうだが、これらは4〜5年に一度しか出ない超大ヒット作である。


 さて、4位グループにいく。果たしてワーエンとマトリョの伸びはどれだけなのだろうか。


4位 ワーエン 15,020,374(+2135)

5位 マトリョ 14,657,497(+1155)

6位 モザイク 12,692,487(+768)

7位 アンマザ 12,164,562(+8729)


 やはり4〜6位の中だとワーエンが最も伸びている。ただ、今は集計していないが、おそらくローリンよりは伸びが低いと思われる。それでもマトリョとの差を拡大するには十分な伸びである。マトリョもモザイクよりかなり高い伸びとなっている。モザイクは苦戦が続いており、4月中にアンマザとの差が50万を切りそうだ。


 次に、22位グループときゅうくらりんにいく。


22位 ロキ  10,121,841(+1294)

23位 ヒバナ 9,838,186(+3021)

24位 ベノム 9,747.447(+2887)

26位 フォニ 9,124,241(+4288)

33位 きゅう 8,492,745(+7599)


 意外とワーエンとヒバナベノムの伸びが近い。マトリョシカもロキにやや劣る程度の伸びであることがわかり、やはり健闘しているといえるだろう。

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