4/6 STEAKAなど新曲
STEAKAが初音ミクの新曲『メディカドール』を投稿した。STEAKAは2021年デビューで、代表作にボカコレ2022秋TOP100で話題になった『スコーピオンガールの貴重な捕食シーン』がある。これを含め3/10曲が殿堂入りを達成し、全曲が1万再生を達成している安定したPである。去年は全盛期だった2022年に比べると投稿頻度が落ち、殿堂入りも出せなかったが、ニコニコでは登録者数4300人超、Youtubeでは4.5万人を誇る立派な大手である。ニコニコでは久しぶりに好きな惣菜発表ドラゴンを倒して日間1位を奪取し、Youtubeでも初動47位と表紙入りを果たした。やはり今年も期待できそうだ。
Yamajiがmikiの新曲『Pruney』を投稿した。Yamajiは2014年デビューで、代表作に『天動説』がある。これを含めた3曲が殿堂入りを達成している。去年は2曲のボカロオリジナルがどちらも1万再生を達成した。mikiについて最近の人はよく知らないかと思うが、mikiは2009年に発売された歴史の古いボカロであり、ナブナがニコニコ再生数1位と2位を保持している。なお、3位は例のsamfreeのイメージソングであり、おそらく彼が生前のときはずっとこれがmiki最強曲だったと思われる。samfreeはこれが伝説入りすれば5曲目の伝説入りだ。椎名もたに伝説入りの数を抜かれてしまったが、故人P御三家最弱と言われないように奮起してほしい。もちろん死者に言っても仕方がないが、最近の人はsamfreeのボカロイメージソングの素晴らしさを知らないことも多いと感じられる。
第3楽章が揺さぶるが初音ミクの新曲『非迎合_礎』を投稿した。第3楽章が揺さぶるは2021年デビューで、代表作に『虚絶』がある。29/38曲が1000再生を達成しているが、まだ1万再生以上はない。よく名前を見るわりには意外である。とはいえ、これまでのデータを見る限りこのPは春に調子を上げてくるようで、今回も期待できそうだ。
立椅子かんなが初音ミクの新曲『アフォリズム』を投稿した。これは2022年にR+…に提供された曲のカバーである。立椅子かんなは2020年デビューで、いまだにデビュー作『kanata』が代表作である。これは9万再生を超え、もう少しで殿堂入りである。2作目『Who?』は2番目に伸びているが、同名のazariのさらに伸びている曲があったはずだ。とはいえ、去年は春ボカコレで1万再生を達成し、前回のボカコレでもアンハッピーリフレインのリミックスで存在感を示した。
さて、4/5はwowaka5周忌であり、神話入りしている4曲を中心にwowaka曲が上昇した。稲葉曇が『僕のサイノウ』をXでカバーし、トレンド入りも果たすなど盛り上がった。この機会にwowakaの偉業を整理しておこう。
wowakaは2009年デビューであり、代表作を決定するのは難しいが、ローリンガールかワールズエンド・ダンスホールかアンノウン・マザーグースであろう。4曲神話入りは神話入り数単独トップであり、4/12曲が神話入り、8/12曲が伝説入りという史上トップクラスに安定して伸びているPである。特にローリンガール→ワールズエンド・ダンスホールの2曲連続神話入りの偉業はこれとハチのドーナツホール→砂の惑星のみであり、同一年に2曲の神話入りを出したのはwowakaのみである。なお、ニコニコのフォロワー数は10.4万であり、13位である。実はかなり多いが、もっと多くてもいいようにも思われる。
wowakaの活動は09年から10年が中心であり、11年以降はボカロはほとんど投稿せず、バンド『ヒトリエ』をボーカルとして主導した。大きなヒットを出すことはなかったが、ヒトリエ時代の代表作に『ワンミーツハー』がある。2019年に心不全で死去したが、現在でも多くの人にその作品は愛されている。
さて、2日ぶりではあるが、6位グループにいく。
6位 モザイク 12,688,814(+2034)
7位 アンマザ 12,129,581(+19384)
8位 ローリン 12,040,880(+13689)
9位 哨戒 12,026,136(+5227)
アンマザもローリンも大きく伸びた。どこまでこのレベルの伸びを維持できるだろうか。
22位グループときゅうくらりんも見る。
22位 ロキ 10,115,745(+3880)
23位 ヒバナ 9,823,368(+9321)
24位 ベノム 9,733,211(+9177)
26位 フォニ 9,103,967(+11900)
33位 きゅう 8,458,126(+20029)
フォニイが910万再生に到達し、神話入りまであと90万となった。ごくわずかずつではあるが、ヒバナやベノムとの差を詰めている。きゅうくらりんはアンマザより高い伸びを維持した。




