3/24 MARETUなど新曲
MARETUが初音ミクの新曲『ビノミ』を投稿した。MARETUは周知の通り、2011年に『P 名 言 っ て み ろ !』でボカロ界に社会現象を巻き起こした伝説のPである。20曲の伝説入りを持つ(おそらくDECO*27、ピノキオピーに次いで単独3位のはずだが、じんに追いつかれそうである)。去年投稿した2作はまだミリオンには到達していないものの、どちらも余裕で殿堂入りする安定した伸びを見せた。今年もいくつもヒット曲を出しそうである。この新曲はニコニコ、Youtubeともに初動1位を獲得する良いスタートを切った。
すこやか大聖堂がKAITO V3の新曲『フロムジュデッカ』を投稿した。すこやか大聖堂は2020年デビューで、代表作に『ジウダス』がある。これのみで殿堂入りを達成している。KAITOの最大手と言ってよい存在で、今年もすでに3曲目であり、存在感を放っている。
nyanyannya(大天才P)がYumaの新曲『ベラドンナ』を投稿した。Yumaについて知らない人が多いかもしれないが、YumaはDreamtonics株式会社による男性音源であり、2022年10月9日に発売されている。大天才PはYumaの大手であり、前回のボカコレに出したYumaの曲『バンシー』は現在Yuma曲再生数2位で、近いうちに柊キライの『マザーグーグー』を抜いて1位になりそうである。大天才Pは2007年が初投稿で、初期は歌い手であり、『エアーマンが倒せない』のカバーがミリオンを達成するなど人気を博していた。ボカロ初投稿は2011年であり、鉛姫シリーズでヒットを連発し、これまでに2曲のボカロが伝説入りを達成している。去年はプロセカに提供するなど活躍した。
欠瀬津 凛/欠乏症PがKAITOの新曲『アイデンティティサーカス』を投稿した。欠乏症Pは2010年が初投稿で、初期はKAITOを使ったカバーを投稿していたが、オリジナル曲の初投稿は2021年である。殿堂入りはないが、2曲のオリジナルが1万再生を突破している。このPはKAITOを初投稿から10年以上使い続けるKAITO愛が溢れたPである。
森下うたたが夏色花梨の新曲『成り損ないのアリス』を投稿した。森下うたたは2022年デビューで、代表作に『スタンド・アローン』がある。まだ1万再生以上はないが、今後が期待できるPである。
ヤババイナは海外勢の間で流行しているようで、今日もYoutubeで日間5位をキープしている。我々は少女Aで海外勢の底力を思い知ったが、ヤババイナはどこまで伸びるだろうか。
では、6位グループにいく。
6位 モザイク 12,676,402(+819)
7位 アンマザ 12,035,448(+8843)
8位 哨戒 11,993,470(+2306)
9位 ローリン 11,983,849(+3693)
ついに哨戒とローリンの差が1万を切った。ローリンが8位に上がれば、上位3/8がwowakaとなる。ローリンも2010年の曲なのにまだこの伸びを保っているのはかなりすごいことである。長期的には2010四天王最弱を脱出できるかもしれない。
22位 ロキ 10,093,145(+2603)
23位 ヒバナ 9,767,351(+4175)
24位 ベノム 9,677,104(+4502)
26位 フォニ 9,030,623(+5911)
35位 きゅう 8,329,978(+9931)
明日にもヒバナとベノムの差が9万を、フォニイときゅうくらりんの差が70万を切るとみられる。とはいえ、ヒバナはベノムより先に神話入りできそうであり、一時は22位、もしかすると20位までは行けるかもしれない。20位の炉心融解の上は伸びの速い裏表とウミユリであるため、しばらくはヒバナとベノムはそれ以上の浮上は難しそうだが、同時代の準覇権曲であるゴーストルールや砂の惑星を目指して地道に伸ばせるか。アンマザに勝てとはもう言えない。




