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日刊ボーカロイド  作者: 六野みさお


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2/24 イガクがTOP100で独走

 ボカコレは2日目に入った。各部門で2日目夜も有力な新曲が投稿された。今日も部門別に見ていこう。


 ルーキーはァネイロと駄菓子O型の争いに絞られたかと思われたが、Project Luminaの『VOCALOID COMMUNICATION!!!』が追い上げている。ルミナは2022年デビューで、代表作に『一輪の詩』がある。これまでに初音ミク、知声、星界、AiSuu、裏命、重音テト、v flowerの曲があるが、今回はミクを使っているが、コーラスには他のボカロも入っている。AiSuu曲再生数1位をすぐに奪取しそうだ。


 TOP100は『イガク』が独走している。投稿24時間以内殿堂入りをかなり久しぶりに達成した。その後ろにはまらしぃ、大漠、マグネタイトなどが続いているが、夏山よつぎの『ころしちゃった!』が上がってきた。夏山よつぎは2020年デビューで、代表作に『テンミニッツ・カジノ』があり、2曲が殿堂入りを達成している。いろいろなボカロを使っているが、初音ミクの使用が多く、今回もミクである。夏山よつぎは去年は1万再生以上を5曲出すなど安定した伸びを見せている。今回上位に入れば、さらに株が上がるはずだ。


 そして、昨日夜投稿の曲では濁茶の『ゼロ発信』が再生数25位まで上がってきた。濁茶は2018年デビューで、代表作に『密かなる行進曲』がある。殿堂入りはないが、1万再生以上は4曲あり、去年の曲では2曲が1万再生を突破している。2022年の曲だが、『あるいは地下鉄の私』は最近なみぐると共同でリミックスしたことで話題になった。ここからどこまで上がるだろうか。


 ネタ曲部門は昨日夜の大手の新曲はなく、家の裏でマンボウが死んでるPが少し抜けていそうだ。


 REMIX部門は激戦である。昨日夜にいよわが『リレイアウター』のリミックスを出し、一気に伸ばしてきた。吉田夜世も『バグ』をリミックスし、かなり伸ばしている。煮ル果実もかなり伸ばしているが、さすがにいよわからは逃げきれないだろう。しかし、最近不調だった煮ル果実の浮上のきっかけになりそうだ。


 ボカコレ以外では、八王子Pが新曲『PARTY ROCK ETERNITY』を投稿した。これはポケミクの新曲である。これはYoutubeでも初動3位を獲得した。他にもMIMIの『ありあ』などボカコレ曲の一部がYoutubeにも投稿されたが、混沌ブギと少女Aを初動で上回るものはなかった。新曲を除けば混沌ブギ、少女A、ラビットホール、強風オールバックの上位体制は変わらない。


 では、7位グループにいく。


7位 哨戒   11,927,896(+2816)

8位 ローリン 11,903,432(+2964)

9位 アンマザ 11,845,783(+4944)


 ローリンとアンマザの伸びが落ち、今日はローリンと哨戒は均衡している。


 26位グループときゅうくらりんも見る。


26位 ダンロボ 8,881,426(+1147)

27位 フォニイ 8,880,307(+5020)

28位 パンヒー 8,858,846(+807)

29位 カゲロウ 8,827,779(+1177)

36位 きゅうく 8,075,937(+9009)


 ここでフォニイとアンマザの伸びが逆転した。だが、ここ数日でアンマザとフォニイの差は296万5000まで開いてしまった。フォニイはここから巻き返したいところである。ダンロボは今日の集計ではぎりぎり逃げ切ったが、明日の集計までは持たないだろう。

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