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ギルド規約(読まなくても読破に支障はありません)


 この話は別に読まなくても良いです。

 作者である私のメモというか、本来であれば別に知らなくても良い詳しい裏話的なものです。




 【討伐者(冒険者)登録に於ける討伐者(冒険者)側の規約】


  ギルド規約第一条──絶対原則

 第一項:討伐者(冒険者)はギルドに登録した自覚を持ちギルドに登録した事を誇りに思い、ギルドに登録した事に恥じない行いをする。

 第二項:討伐者(冒険者)は基本的に生死や怪我や武具の取り扱いなどありとあらゆる物事に対して自己責任で対処する。

 第三項:第二項に於いてもし他者の過失による部分が起因する場合その限りではない。

 第四項:討伐者(冒険者)は国とギルドの方針に賛同する。

 第五項:討伐者(冒険者)は獲得した魔物の骸を可能な限り全て回収しギルドに納める。

 第六項:討伐者(冒険者)は国とギルドを裏切らない。

 第七項:討伐者(冒険者)は国とギルドを裏切った時、問答無用で殺されても文句は言わない。

 第八項:討伐者(冒険者)は国とギルドを裏切った時、問答無用で殺されても文句は言わない。しかしそれが国とギルドの者や依頼主など誰かの不正だった場合その限りではない。

 第九項:討伐者(冒険者)は国とギルドに寄せられる依頼に対して真摯に取り組み、依頼を達成する義務が発生する。

 第十項:討伐者(冒険者)は国とギルドに寄せられる依頼に対して真摯に取り組み、依頼を達成する義務が発生する。しかし已むを得えず依頼の達成が困難になった場合その限りではない。

 第十一項:討伐者(冒険者)は意味もなく他を傷付けてはならない。

 第十二項:討伐者(冒険者)は依頼主から報酬を受け取れなかった場合、速やかにギルドへ報告しその後の指示を仰ぐ。

 第十三項:討伐者(冒険者)は以上の事いずれかを違反した場合注意を受ける。受けた注意の数が一定に達した場合、討伐者(冒険者)資格剥奪の上、注意を受けた要項に応じて相応の罰を受ける。


  ギルド規約第二条──努力義務

 第一項:討伐者(冒険者)は依頼に於いて已むを得えず誰かを見捨てなければならない時も、決して最後まで諦めない。

 第二項:討伐者(冒険者)は可能な限り困っている者を見つけたらその者を助けようとする努力をする。

 第三項:討伐者(冒険者)は可能な限り死なないように行動する。


  ギルド規約第三条──入会

 第一項:討伐者(冒険者)はギルド登録に関するギルド規約をしっかりとギルド職員から聞いた上で入会する。

 第二項:討伐者(冒険者)は登録の際、登録料として銅板五枚を支払う。

 第三項:討伐者(冒険者)は自身の登録者証を可能な限り常に持ち歩く。

 第四項:討伐者(冒険者)は登録者証を紛失した場合、その時点でギルド資格は剥奪されもう一度新人からやり直す事となる。

 第五項:討伐者(冒険者)は登録者証を紛失した際、ギルド職員に事情を説明し担当したギルドのギルド長が許可した場合に限り銀貨三枚を支払うことで登録者証を元のランクで再発行する事が出来る。

 第六項:討伐者(冒険者)はギルドに登録する際、ソロかパーティーかを選ぶ。パーティーを選び、その後ソロになる場合はギルド長の課す試験を受けて討伐者(冒険者)の実力に見合ったランクになる。

 第七項:一度脱退した討伐者(冒険者)が再度ギルドに登録する場合は『就いていた定職を退職した場合』『討伐者(冒険者)として活動することが困難であるとギルド側に判断されて脱退した者がなんらかの理由で再び活動することが可能になったとギルドに証明出来た場合』『登録者証を紛失してギルド資格を剥奪された者』いずれかの条件に当て嵌まる者のみ再登録することが出来る。再登録する場合は登録者証を紛失してギルド資格を剥奪された者以外は脱退した時のランクより一ランク下のランクから登録する事とする。


  ギルド規約第四条──報酬

 第一項:討伐者(冒険者)はギルドから発行された依頼を達成した時、依頼書に記された金銭などの報酬を正当に受け取る権利が有る。

 第二項:討伐者(冒険者)が高額な報酬を明記した依頼を受ける際、依頼主から報酬の半分を前金として正当に受け取る権利が有る。

 第三項:討伐者(冒険者)パーティーでの報酬の分け方はパーティーメンバー内での話し合いで決める。

 第四項:討伐者(冒険者)パーティーでの報酬の分け前が明らかに正当に分けられたものではない場合、正当な分け前を受け取れなかった討伐者(冒険者)はギルドに自身が所属するパーティーに対して異議申立てが出来る。

 第五項:当条第四項の規約に則り異議申立てを行った討伐者(冒険者)はギルドに仲介料としてランクに合った金銭を納めなければならない。払えない場合、その後の依頼達成報酬から二割を天引きすることで仲介料とする事が出来る。Gランクは大銅貨一枚、Fランクは大銅貨三枚、Eランクは銀貨一枚、Dランクは銀貨五枚、Cランクは大銀貨一枚、Bランクは大銀貨五枚、Aランクは金貨一枚、Sランクは金貨五枚とする。


  ギルド規約第五条──ランク

 第一項:討伐者(冒険者)はギルドに登録すると共にランクが与えられる。ランクは上からS・A・B・C・D・E・F・Gの八ランクとする。ギルドに登録した討伐者(冒険者)は原則Gランクから開始する。例外は無い。

 第二項:討伐者(冒険者)のギルドランクはそれぞれの水準値を越えたとギルド側が認めた時にランクアップすることが出来る。条件は以下の通りである。

  ・GランクからFランクへは『Gランク依頼のそれぞれの分野の依頼全てを最低三十以上達成し、尚且つギルド側が設定した討伐依頼を達成した時にランクアップすることが出来る』。

  ・FランクからEランクへは『Fランク依頼のそれぞれの分野の依頼全てを最低三十以上達成し、尚且つギルド側が設定した試験としての依頼を達成した時にランクアップすることが出来る』。

  ・EランクからDランクへは『Eランク依頼のそれぞれの分野の依頼全てを最低三十以上達成し、尚且つギルド側の設定した試験としての依頼を達成し、ある程度の戦闘能力を有することを証明出来た場合にのみランクアップすることが出来る』。

  ・DランクからCランクへは『Dランク依頼を最低百以上達成し、尚且つギルド側の設定した試験としての依頼を達成し2つ以上ランクの離れた先輩討伐者(冒険者)の指導を受けた事が有る討伐者(冒険者)のみランクアップすることが出来る』。

  ・CランクからBランクへは『Cランク依頼を最低百五十以上達成し、尚且つギルド側の設定した試験としての依頼を達成してEランク以下の討伐者(冒険者)の指導を行った事が有る場合に限りランクアップすることが出来る』。

  ・BランクからAランクへは『Bランク依頼を最低百以上達成し、尚且つ護衛依頼達成数が二十を越えている討伐者(冒険者)またはBランクパーティーがギルド側の設定した試験としての依頼を達成した場合に限りランクアップすることが出来る』。

  ・AランクからSランクへは『Aランク依頼の連続達成数が三十以上で、尚且つSランクというランクに恥じないSランクに相応しい実力が有るとギルド長並びに第二階位以上の貴族からの承認1つ以上を得た者のみランクアップする』。

 第三項:ランクはランクアップすることもあればランクダウンすることも有る。条件は以下の通りである。

  ・依頼を連続で十回失敗した場合。

  ・ランク査定試験で試験を受けた際のランクに合わない実力を持っているとギルド並びに担当したギルドのギルド長が判断した場合。

  ・ギルド規約を守れなかった場合。

  ・犯罪を犯した場合。例え冤罪であったと判明したとしても冤罪を架けられるような失態を犯したとし、罰としてランクダウンする。

 第四項:Sランクは最低でも伯爵相当の権力をどの国でも持つ。


  ギルド規約第六条──脱退

 第一項:討伐者(冒険者)のギルド脱退が認められるのは『ギルド側が脱退させた場合』『定職に就いた場合』『討伐者(冒険者)として活動することが困難になったと担当したギルドのギルド長が判断した場合』『家業を継ぐ』など已むを得ない理由が有った場合のみに限る。

 第二項:討伐者(冒険者)は所属していたパーティーを脱退した場合、『ランク査定試験』を受けなければならない。

 第三項:討伐者(冒険者)がギルド規約を違反した時。但し後から規約違反が誤りであったと判明した場合は一ランク下のランクからやり直せる。

 第四項:討伐者(冒険者)が犯罪を犯した場合。但し冤罪だったと判明した場合は二ランク下のランクからやり直せる。



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