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第七話
心臓が鳴る。
「自分は何故生きているのだろうか」
そう考えた事もある。答えなど、見つかる訳も無く。この森に来る人達と話し、時に教え、時に導き、時に争いながら過ごしていく。
人間というものは愚かだ。偶然成功した実験体を増やそうとして死体の山を築いた。
私は思う。自分は不死などではないのではないかと。自分の血液や肉を摂取した人間の命を使って生きているのではないのかと。
今日も無為を抱えて生きていく。
『さあ、今日は誰と語ろうか。』
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