表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

主要人物

【シャル・ハールディン】

年齢:24歳


 本作の主人公。

 かつては陸軍騎士隊に所属し、【ローデルの英雄】とまで呼ばれた経歴を持つ。しかし兄クライスの死がきっかけで退役、現在は亡くなった両親の稼業であった薬師をしながら、辺境の街で悠々自適に暮らしている。

 敵国テオドーラとの戦争に際し、王太子アレックスから助力を乞われ、渋々ながらも協力することになる。後に王太子の護衛である親衛隊の隊長を任じられ、大佐から准将に昇進する。

 戦場においては裏方の工作を得意とし味方の援護に徹するが、本人の武芸の腕はまさに鬼神のごとき鮮烈さを誇る。人々の死を多く見すぎたせいで剣を嫌い、戦いを嫌っているが、戦争だと無理矢理自分を納得させているところがある。

 非常に現実的かつ冷静で、戦術的な才能にも光るものがある。また洞察力も高く、大抵のことにおいて抜け目はない。年上からは可愛がられ、年下には慕われる性質がある。酒が飲めない。



【アレックス・L・インフェルシア】

年齢:18歳


 インフェルシア王国の王太子。幼少時から陸軍に所属し、現在は中佐の地位を得ている。王太子らしからぬ丁寧な言葉遣いと物腰で、その姿も中性的に美しく整っている。

 エレアドールの戦いにて、臣下であるレオンハルトの手で戦場を離脱。かつての英雄シャルに助力を求めに彼の元を訪れる。

 実は本名はアレックスではなく、アシュリー。性別も女性。王太子アレックスの双子の妹として生まれたが、双子は忌まれていたため存在は公表されず、王城の離宮で育ってきた。双子の兄の死により、直系男児を尊ぶ王家の威信のために男として兄になりすますことを決意している。シャルにはばれていないと思っているが、実際はとうの昔にばれている。



【レオンハルト・E・アークリッジ】

年齢:24歳


 インフェルシア王国の大貴族アークリッジ公爵の一人息子にして、陸軍弓箭隊隊長を務める中将。王家の分家にもあたり、アレックスとははとこ同士である。

 同年で同期のシャルとは訓練生時代に親しくなり、ふたりまとめて「問題児」と呼ばれるほどに悪目立ちしてきた。容姿は貴公子然としているが、思考や行動はおよそ貴族とは思えない。いつでも余裕綽々、飄々としていて、感情の揺れ動きは殆ど表に出さない、なかなか腹の読めない人物である。それでもシャルに対しては分け隔てなく接し、唯一心を許している。

【遠弓のレオン】という異名を持ち、弓においては神の域にある。剣術や槍術もそつなくこなす天才肌。親しい者からは『レオン』と呼ばれる。




挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ