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異世界なんて存在しない

今回初書きです!

著者自体は、別になろう小説は嫌っていませんが

力を得ただけで努力せずハーレムを作って生活するのは少し苦手です!!

一般人が陰謀に巻き込まれていくありがちなテンプレですが読んでくださるとありがたいです!!

タイトルの通り俺は異世界なんて存在しないと思ってる。

俺は、未来永劫高校に入学する佐藤晴人(さとうはると)だ。

好きなものは小説。

例えば太宰治(だざいおさむ)の「人間失格」や宮沢賢治(みやざわけんじ)の「銀河鉄道の夜」だ。


俺の好きなものは普通(・・)の小説だが、この世の中で一番嫌いなのはなろう小説(・・・・・)だ。


ただ力をもらったやつが葛藤もなしに世界を救ったりする物語なんて最悪だろ。


そんなことを考えながら俺は、今日行われる未来永劫高校の入学式に向かった。


「ここの高校の校則って本当にゆるいな・・」


俺はそう呟きながら周りを見渡すとそこらじゅうに髪を染めた生徒がいた。


これを機に髪の毛を染めてみようかななどと考えていると

新入生代表の挨拶が始まった。


「暖かい日差しに恵まれ、美しい花も咲き始める今日、私たち140名は無事に未来永劫高校に入学することができました。」


ありきたりすぎて聞き流していたが、ある一言で話に注目をせざるを得なかった。


「私たち転生勇者がこの世界を救います」


(???なんの(・・・)話をしてるんだ?転生勇者(・・・・)?いいや・・きっと聞き間違えたんだろ)


あの新入生代表の言葉が嘘偽りがなかったことを俺はまだ知らなかった。


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