表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
燃え上がり、灰となる。  作者: はりまる
7/33

7話

兵士「着きました。我が故郷のショウセン王国です」


アクタ「へぇ、王国だったんだ?」


兵士「えぇ…、それでは少しお待ちください」


兵士が門番と何やら話をし、帰ってくる。


兵士「身分不明ですと困りますので一応兵士見習いということに致しました。後で身分を作ってもらっても良いですか?」


アクタ「どういうのが必要なんだ?」


兵士「自由に取れるのは冒険者・用心棒・商人あたりでしょうか」


アクタ「ふーん、それがないとどうなるの?」


兵士「基本買い物すらできなくなります」


アクタ「それは困るなぁ、何かお薦めできる身分ってある?」


兵士「自由度が高いのはやはり冒険者でしょうか。あなたほどの才能があれば食べるのには困らないでしょうから」


アクタ「ちなみこのまま兵士になった場合ってどうなるの?」


兵士「兵士になるには基本武術などの得意なものがないとなれません。魔法の類を使える者も、実績がないと登用は

されません」


アクタ「それじゃ冒険者が一番良いのかなぁ」


兵士「そうだと思います。本来であれば稼ぎが安定しなく、不人気な職にはなるのですが、あなたほどの力があれば、生きていく上では困らないでしょう」


アクタ「それじゃ、そっちも案内してもらってもいい?」


兵士「わかりました。売買を含め、ご案内という形で7万で引き受けさせてもらいます」


アクタ「わかった。よろしく頼むよ」


兵士「それでは下の者は城に帰させるので少々お待ちを」


アクタ「はーい」



兵士「それでは向かいましょうか。まずは素材を扱っている場所ですね」


アクタ「お願いするよ」


兵士「そういえばお名前を言い忘れてました。私はこの国の騎士長をさせていただいているゴショクと言います」


アクタ「ゴショクさんね、俺はアクタ。よろしく」


ゴショク「よろしくお願いします」


アクタ「それにしても王国にしては人少ない?」


ゴショク「そう思われるのは当然かと思われます。栄華を究めていた時代は過去なので…」


アクタ「何かあったの?」


ゴショク「よくある話です。戦争や貧困、そこから這い上がっている最中です」


アクタ「だから厳戒態勢ってことね」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ