4話
アクタ「うーん、誰かとおらねぇかなぁこいつら重いんだよなぁ」
アクタは火遊びをしながらトコトコと街道らしき道を歩く。
アクタ「そういえば、こっちであってるのか?山が向こうで山から見たときにこっちに見えてたからそろそろ煙が上がっていた場所だったと思うんだが、でもまぁ、昼寝?しちまったしなぁ」
アクタ「街道っぽいし、誰かとおらねぇかなぁ」
アクタは道の真ん中で倒れたように寝る。こうしてれば誰か気づいてくれるだろうと浅はかな考えで。
10分もしないうちに足音が聞こえてくる。
アクタは飛び起き、足音がなる方へ体を向ける。
そこには鎧を着込んだ兵隊らしき者が100人以上いた。
アクタ「あれ?これってやばいやつ?」
兵隊「お前そこでなにをしている!」
アクタ「それが道に迷っちまってさ、それとこいつらが重くて立ち往生をくらってたんだ」
兵隊「ほう、それはお前が倒したのか?」
アクタ「ああ、そうだ。確かめてもらっても構わない」
先頭にいた兵隊が合図し、3人の兵隊が魔物らしき死骸を確かめる。
兵隊たちは戻っていき、先ほどの兵隊に耳打ちをする。
兵隊「確かに。奴らは死んでいる」
アクタ「お、わかってくれたか!それじゃ頼みたいんだが、こいつを近くの街まで連れ…ってお前らなんで剣を抜いているんだ?」
兵隊「こんな強い魔物を無傷で倒せる奴が道を彷徨っている理由なんて一つしかない」
アクタ「あぁ、強盗か何かだと思われてるのね、つれえなぁ…」
兵隊「死ぬ前に教えろ、お前はどこの国の者だ?」
アクタ「俺は俺だ」
兵隊「それでは死ね」
兵隊10人が剣を振り上げアクタを襲う。
アクタ「剣振り上げたんだ、お前らが死んでも恨むなよ」
アクタは火を放つ、今度は装備を溶かすような灼熱。だが人には傷をつけないような優しい炎!
火はたちまち広がり、兵士の剣や鎧を燃やし灰となり、兵士はスッポンポンになってしまう。
兵士「え?」
アクタ「恥ずかしいからそこどけよ」
直後、アクタの頭目がけ矢が一本飛んできた。アクタは気づいた時には時すでに遅し。アクタの頭に…刺さっていなかった。
アクタ「この能力は神様がくれたオートガードってやつか」矢は燃え尽き、灰となる。