27話
アクタ「3人か…どうするんですか?」
ゴショク「あの奴隷商は小さい女の子を特に集めていたみたいなのですが、残りの子たちは買い手がつかなかったみたいで…」
アクタ「何か問題でも?」
ゴショク「それが…呪い体質といいますか…」
アクタ「そうなのか…その子たちは今どこに?」
ゴショク「協会の方にご同行いいですか?」
アクタ「もちろん」
―
アクタ「あの子たちが…」
ゴショク「奴隷紋も呪いの一つなんですが、その呪いを上書きできなかったため売れ残ったとのことでした。右から青髪のスーリス、黄髪のトゥンス、赤髪のワンス」
アクタ「彼女らはどんな呪いにかかっているんだ?」
ゴショク「それが全くわからないのです。今までに見たことがないので…」
アクタ「呪いがある上で生活に困るようなことは?」
ゴショク「そのような情報は一つも」
アクタ「呪いはどうやったら解ける?」
ゴショク「先ほど言ったさらに強い呪いで上書きするか、高位の浄化を行うかですが」
アクタ「高位の浄化というとお金もそれなりに…かな」
ゴショク「そういうことです。ただ呪いも拡散する可能性もなくはないので扱いに困っています」
アクタ「まずは彼女らと話をしても?」
ゴショク「構いません」
―
アクタ「アクタだ、よろしく」
3人「…」疑いの目で見られている。
アクタ「君たちは呪いで困っていることはある?」
ワンス「困ってることだらけに決まってるだろ」
アクタ「どんなことで?」
ワンス「この呪いのせいでどれだけの人に忌み嫌われどんな仕打ちを受けたか…」
体をガクガク震わせる3人。相当辛い目にあってきたのであろう。
アクタ「その呪いがもし消えたらどうしたい?」
ワンス「そんな夢物語があるはずがない!」
アクタ「あくまで。何がしたい?」
スーリス「自由がいい…」
アクタ「わかった」それだけ言い残し、部屋を出る。




