18話
アクタ「出口は来た道を含めて4つ。来たところを白炎で塞いでっと…」
入口同様来た道を白炎で塞ぐ。これでどこへ行っても魔物は燃え尽きるだけだ。
白炎を地面に這わせながら魔物を取り囲む。見えている魔物を全てを逃さないように円を描き、白炎で壁を
形成させる。
流石に気がついたのであろう。魔物が騒ぎ出す。
白炎を中心に縮めていく。ある魔物は中心へ逃げ、ある魔物は白炎に焼かれ、倒れていく。
女の子のような声もするが気にしない。全てを収束させる。
見える魔物は全滅した。片っ端から魔物をボックスに入れていく。
回収した数78体。意外と多かった。
檻に近づくと少女が眠っていた。眠っていたのかわからないが息をしてはいたので魔物ではないことを確認す
る。まずは安全確認をしなければならない。
残りの道にもいるかもしれないので3本の道に白炎を放つ。一本一本虱潰しをして魔物が6体転がっていたの
でボックスに入れる。檻の中の少女は未だに起きていなかったので白炎で檻を焼き切り、少女を救出する。
少女を背負い、帰路へ着く。
見た目は7〜8歳くらいだろうか。3時間かけまた街へ。
―冒険者協会―
ルーネ「お疲れ様です…?」アクタの背中にいる少女を見て困惑する。
アクタ「廃坑に捕まっていたんだ。どうしたらいい?」
ルーネ「どこの誰だかわからないとなんとも…ちょっと失踪している子がいる届があるか確認しておきます
ね」他の人に頼んだみたいだ。
アクタ「あと倒した証明として亡骸を全部持ってきたんだが、どうしたらいい?」
ルーネ「そうですね、隣にある倉庫に依頼書と一緒に行ってきてください。そこで確認できたら依頼書を持
ってきてください」
アクタ「毎回そこでいいのか?」
ルーネ「はい。なので依頼が終わったらそちらで確認を受けてこちらにきていただけるとスムーズですね」
アクタ「それじゃこの子を見ていてもらっていいか?」
ルーネ「わかりました」
アクタ「よろしく頼む」
―倉庫―
アクタ「討伐の確認を頼みたい」
倉庫番「おうよ、兄ちゃん初顔だが、依頼書はあるか?」
アクタ「これとこいつらを頼む」依頼書とボックスから全て出し、確認を取る。
倉庫番「こりゃ大量だな…赤種が84体に紅種が2体の計86体だな。確認できたぞ」
アクタ「紅種?」倉庫番「紅種は赤種の中でも珍しくて色が綺麗な分、高値で売れる」




