13話
―次の日―
アクタ「よし、朝飯も食べたし出かけるか」
―武器屋―
店主「お、いらっしゃい。新顔だね?」
アクタ「あぁ、そうなんだけどどういう武器が向いてるのかなぁって」
店主「カードを見せてもらっていいかい?」
アクタ「これでいいか?」
店主「ほう、魔法か。どんな魔法か見せてもらってもいいか?」
アクタ「そうだな」手のひらに火を灯してみる。
店主「ほう、初めて見たな。白い火でそこまで熱くないのか」
アクタ「やっぱり珍しいのか」
店主「そうだな、この効果がよくわからないんだが、武器を充実させるより防具を充実させた方がいい気がするな。短剣
などがあると少し手間が省けたりするかもしれんくらいだ」
アクタ「武器屋なのにそんなんでいいのか?」
店主「俺の仕事は買ったやつの将来が関わるんだ。お粗末な仕事はやってらんねぇな」
アクタ「そうなんだな、でも防具もあまり必要ないように思えるんだが…」
店主「どういうことだ?」
アクタ「そうだな、俺に何かものを投げてくれないか」
店主「ん?どういうことかわからんが」ポイッと錆びたナイフを投げる。
アクタの目の前で錆びたナイフは燃え上がり、灰となる。
店主「ほう、これは面白い」
アクタ「だろう?」
店主「そうなると本当に軽装備でいいな。魔物を狩った実績は?」
アクタ「黒種を10体ほど」
店主「ハーン、これは大型新人だな。それだとこれと…これだな」
アクタ「短剣と盾か?」
店主「一応見た目だけでも良くしておかねぇとな」
アクタ「そうだな、これはいくらだ?」
店主「短剣が5000と盾が5000だ」
アクタ「随分安いな?」
店主「ここに決まった額はねえんだ。俺の気分次第ってやつだな。おもしれえもんを見せてもらったから」
アクタ「なるほどな、安く売ったこと後悔するなよ」
店主「俺は今まで仕事で後悔したことはねぇよ」
アクタ「見る目は確かってことか、そんな店主がお薦めする防具屋と商人を教えてくれないか?」




