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呪われた屋敷に、住み込みで働きます!  作者: 工藤 でん


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10/27

【10】発熱がもたらしたもの

さん、さよなら!

マーメリズはラクトの額から温くなったタオルを取り上げた。炎色の髪が額に張り付いている。


上掛けを追加してようやくラクトの震えは止まった。本当に熱舐めんなっと、思う。先程眠りに落ちたようで、静かな寝息が聞こえていた。

マーメリズはもどかしくラクトを覗き込んだ。


そろそろ氷枕の中身も替えたいのですが、起こすのはかわいそうですし、どうしたものでしょう。

いっそ、直で氷魔法かけちゃえば……止めましょう。殺人事件になってしまいます。



マーメリズはラクトの額に手を当てた。まだまだ熱い。なのに顔色は白い。

そして病人のくせに色気がある。


マーメリズはそう思ってしまった自分を頭の中で張り飛ばし、濡れタオルをラクトの額に乗せた。


何考えてんでしょう、私。

さっきの写真が悪いに、違いありません。

あの大人のコーキの姿がちらついて………………忘れなさい、マーメリズ。

あれは、思い出してはダメなヤツです。

きゅん、とかしてる場合じゃありません。



ラクトの額の濡れタオルを、軽く押し付けてやる。

冷たいタオルに反応して、ラクトは少し身動ぎした。



「……とーちゃん?」



呟きがもれた。

目は閉じたままなので、寝言だろう。

マーメリズはじっとラクトの寝顔を見つめた。

先程見た写真のラクトを思い出していた。



嬉しくてたまらない様子で、父に抱きついているラクト。幼いラクトに応えている大人のコーキ。

あの大人の姿では、もう会えない父。

父ひとり子ひとりの環境で、父が子供の姿になってしまった。大人の父に甘えることが、封じられたラクト。


マーメリズはもう一度ラクトをながめた。

精悍さもあるが、まだ子供の顔をしている。

コーキに甘えていた、金髪の少年。

あの少年の心を守りたい。我慢などせず、甘えなさいと言いたい。

……それは、叶わないことだけど。



マーメリズは眠っているラクトの頬を片手で包んだ。

なるべく低い声をイメージする。


「……ラクト、寝ろ」

「ん……」


うっすら微笑んで、ラクトは深い眠りに落ちて行った。



マーメリズは椅子の背に自分の背中を預けた。頭も後ろに倒してしまう。人にはお見せできないだらしない格好のまま、コーキの出かける際の一言を思い出していた。


「マーミィ、ラクトよろしくー」



……コーキはあの時すでに、ラクトの不調に気付いていたとしか思えない。それでマーメリズにラクトを託したのだ。


帰宅したラクトを一目見ただけで体調の変化を悟るなんて、十七年ちゃんと父親やってなければ身につけられるはずがない。

マーメリズは全く気付かなかった。夕食を抜くラクトは絶対におかしいのに、気付けなかった。



見かけは十歳のあどけない顔の少年は、ちゃんとラクトの父親だった。



マーメリズは逆さになった頭に血が上りそうになって、姿勢を戻した。コーキには敵わない、と素直に思えた。

それにしても、とは思う。


よろしくーだけで、私がラクトさんの体調を気づけるはずないじゃないですか! ちゃんと説明しろってんですよ!



プリプリしながらラクトの濡れタオルをひっくり返す。

長丁場になりそうな気がして、マーメリズは自分のための眠気覚ましを入れるため、台所に立った。




「……ーミィ、マーミィ」


うたた寝していたマーメリズは、袖を引っ張られて慌てて顔を上げた。

ベッドから半身を起こしたラクトが、マーメリズを覗いていた。ちょっと焦ったような様子である。


「ラクトさんっ、熱下がりましたかっ?」


額に手を当てようとするマーメリズから、仰け反るように避けるラクト。マーメリズははて、と首を傾げた。


「……マーミィ、俺、なんでマーミィの部屋にいんの?」

「なんでって、訪ねていらしたじゃないですか」

「いや、違う。いや、違わないのか?

薬のありかがわからなくて、聞こうと思って……」

「そのまま私の部屋の前で、ぶっ倒れてましたよ」

「あああああっ!」


頭を抱えるラクト。

昨夜のことはあまり覚えてないらしい。



ラクトは慌ててベッドから降りようとしている。


「も、もう、平気だからっ。自分の部屋戻るっ」

「ちょっと、待てい!」


マーメリズが無理矢理ラクトを捕まえてベッドに引き倒した。長身のラクトを軽々倒せたあたり、ラクトはまだ弱っている。


「何すんだよっ」

「まずは熱の確認!」

「やめろっ、何なんだお前っ」


ラクトが抵抗してくるので、マーメリズも必死である。ようやくラクトの身体にまたがって、額を押さえつけることに成功した。

ラクトは、びきっと硬直している。


「……うん、まだ熱高いです。このまま寝てくださいね」

「……いや、だから。自分の部屋で……」

「熱、舐めんじゃねえです。

ラクトさんは、治りかけで油断してまた高熱を再発するタイプと見ました。熱下がるまで、このままです」

「マーミィ、このままってさ……」


マーメリズは自分の体勢を確認した。

ラクトにまたがって彼の顔を押さえつけている、おかしな体勢の自分がいた。よく考えるといつもの黒ローブではなく、薄い寝巻きの上に一枚羽織っただけである。

そろそろとラクトから降りて、ラクトの着替えを枕元に置き、台所へむかう。

猛烈に恥ずかしくなって、両手で顔を覆ってしゃがみ込んだ。




台所から戻ると、ラクトは大人しくベッドの上にいた。抵抗するという無駄な努力はやめたらしい。着替えも済ませていた。


マーメリズはぬるま湯に、塩と蜂蜜とレモンを入れた飲み物をラクトに手渡した。水分補給にはこれがいい。

ラクトは乾いていたのだろう。一気に飲み干した。


「まだ飲めますか、ラクトさん?」

「……もっと甘い方がいい」

「蜂蜜足しますね」



くるくると匙を回すマーメリズを、ラクトはぼーっと眺めていた。

さっきまで大騒ぎしていたのに、途端にのほほんとした自然体に戻っている。そういうマーメリズをおかしな女だと思っているが、嫌いではないとも思っていた。

だからだろうか。ほんの思いつきで言葉がもれた。



「……なんで俺には、さんをつけるの?」

「ラクトさんの、さん、ですか?」


マーメリズがキョトンとした顔で問い返してきた。

歳よりも幼く見えるな、とラクトはその時思った。


「コーキは、コーキって呼ぶじゃん」

「あれは最初に会った時、コーキがそう呼べって言ったからですよ」

「……そうだっけ」

「そうですよー。私、初対面の人いきなり呼び捨てにできるような、ず太さ持ってないですよー」

「……じゃ、俺は?」

「ラクトさん、ですか?」

「俺、もう、マーミィと初対面じゃないじゃん」


少し不貞腐れたようなラクトが、マーメリズから目を逸らせて言ってくる。

マーメリズはその様子を見て、自然と顔がほころんできた。なんだか気づいたら、随分近いところにラクトがいたようだった。

マーメリズは二杯目の飲み物をラクトに手渡した。


「えーとですね。

では今日からラクト、ですね」

「……ああ」

「ラクト、ラクト、ラクト、ラクト……」

「……。

連呼されると恥ずかしいんだけど」

「そうは言ってもですね。もうクセがついちゃってるので、口が勝手にさんって付けそうなんです。慣れなければいけないのです」

「不器用だな」

「なんとでも言ってください。

ラクト、ラクト、ラクト、ラクト、ラクト……」


マーメリズは唱えながらラクトを見た。

ラクトはしょうがねえヤツとか言いながら、でも顔が笑っていた。


「ラクト、ラクト……ラクトって、いい名前ですね」

「そうか?」

「はい。何度でも呼べます。口が喜びます」

「マーミィの表現て、かなり独特。

……とーちゃんが、名前つけたって言ってた」


言いながら、ラクトは自分の口を抑えた。

うっすら赤くなっている。


「……コーキをとーちゃんなんて呼ぶの、久しぶり。昔の夢見てたからかな」

「どうしてとーちゃんと呼ばなくなったんですか?」

「……コーキが子供の姿になった時。あの時、俺が十歳だったから。

コーキがどう見たって俺と同い年くらいの見かけになって。とーちゃんて呼びにくいだろうから、コーキって呼べって」

「……コーキらしいです。

コーキってあんなにチャランポランに見えて、先を見通すし、人を見てますよね」



マーメリズの言葉に、ラクトは表情をなくした。ぎゅっと上掛けを握りしめ、俯いた。

言ってはいけないことだったのかと、マーメリズはちょっと焦った。

ラクトは俯いたまま、細い声が漏れた。


「……たまに、怖くなる。

俺がコーキと同じ歳になった時、ああなれているような、気がしない。あと数年で、歳は追いついてしまうのに。

剣の腕も、人としても、コーキみたいになれる気がしない……」



マーメリズには、巨大な『剣聖コーキ』の背中を見上げる、ラクトの姿が見えるようだった。

大きすぎる背中は、追い越すどころか辿り着くことすら難しい。自分の小ささを嫌という程実感する。


その情けない気持ちは、マーメリズの心の底に常に存在していた。忘れた頃に存在を主張してくるやっかいなやつだ。

偉大な先達を思って、マーメリズの胸にピリリと痛みが走った。



マーメリズは無言でラクトの頭をよしよしした。金髪と炎色の髪がぐちゃぐちゃに混ざってしまう。

それでもマーメリズはラクトをわしわしとなでた。


「おい、マーミィ……」

「ラクトはラクトでいいんです。コーキになる必要は、これっぽっちもありません」

「……マーミィ、俺の頭すごい事になってないか?」

「なってます。気にしないでください。私しか見てませんから」

「あのなあ……」

「あのですね!」



マーメリズはラクトに目を合わせた。

一つだけ深呼吸をし、自分の中身を整えた。

落ち着ついて伝えないと相手には伝わらないのだと、何度も教えられてきた。

ラクトの熱で潤んだ青い目を、じっとみつめる。



「会ったばかりのラクトは、ため息ばっかりついて勝手に重荷を背負った気になってる陰気な青年だったわけですよ」

「……容赦ねえな」

「やっとため息がなくなって、ちゃんと自分に目を向けられるようになって、これからどうしたいか考えられる時間ができたんです」

「……」


ラクトは一瞬息を飲んで、マーメリズを見返した。 マーメリズはなんの気負いもなく言葉を紡いでいる。静かな声が耳に優しい。

マーメリズは両手を胸の前で組んで、祈るような姿勢になっていた。


「ラクトはこれからなんですよ。自分がどうなりたいか、自分で決められるんですよ。

コーキみたいな剣聖になるとか、なってやろうとか。一回、全部捨てちゃいましょう」

「……だって」

「だって、じゃねえんです。そんなもんにならなくたっていいんです。

剣を振るのがお好きなら、聖騎士団だって王国の騎士団だってあります。冒険者だったら、腕利きの剣士なんて引く手あまたです」

「……」

「ラクトは美味しいものが好きだから、パン屋にだってなれます。イケメン店主のパン屋、絶対評判になります。私、並びます。

ほら、ラクトって剣の装飾とかも拘りあるじゃないですか。なんか、お部屋で飾ってますよね? そういう装飾具の職人さんとかもいいですよね」


だから何が言いたいかって言うとですね、とマーメリズは微笑んだ。とても静かな笑みだった。


「自分は何者であるか、決めつけないでくださいってことです。こうでなければいけないって、思い込まないでください」

「……」

「なれないとキツイです」


――私みたいに。



最後の言葉は、聞き間違いかと思えるほど、微かに響いた。



ラクトはマーメリズを改めて見返した。

一瞬完全な無表情になった彼女は、すぐに柔和な笑みをたたえたいつもの表情に戻った。

乱れたラクトの髪を丁寧に撫でつけて、もう少し寝るよう促してくる。


ラクトは言われるがままにベッドに潜り込んだ。

温かい物を飲んで、眠気がゆっくりやって来ていた。



部屋を出ていこうとするマーメリズがもったいない気がして、声をかけたのは無意識だ。

振り向いた彼女に、ラクトは思ったことを口にした。


「あのさ。

……マーミィは、いい匂い、だな」

「……!」

「おやすみ」


いい匂い、の使い方間違ってないよな?



ラクトはそのまま睡魔に意識を預けてしまった。

パズルが解けた時のような、思うように魔法が操れた時のような、ほんの少し正解にたどり着けたような、そんな気分に満ちていた。

熱が引いたら、剣を振ろう。

もう一度、確認してみよう。

そう思いながら、ラクトは穏やかな眠りに落ちていった。



その頃マーメリズは………………。


いい匂い、いい匂いってなんですかっ? 私、レモンとか蜂蜜とか、こぼしてましたっ?

そうじゃない? そうじゃないとすると……有り得んです。私の匂いとか。

そんなもん、男の子って、嗅いだりとか、するんですか? やめましょうよ、そんなの!

……めっちゃ恥ずかしいじゃないですかっ!

ラクト、私のベッドで寝てるからですか? そもそもラクトを私のベッドに叩き込んだの、私ですっ……て、ぎゃー!


などと身悶えながら、夜明けを迎えようとしていた。



□ □ □



三日後の夕方、コーキが帰宅した。

タインの言う通り、やはり三日はかかってしまったようだった。

マーメリズを見つけ、「マーミィ!」と声を上げて駆け寄ってきたコーキである。抱きつこうとしたコーキに、マーメリズは般若の顔で風呂場を示した。

途端に硬直した男児は、小さな背中をションボリと丸めて、風呂に向かった。可哀想なように見えるが、コーキの姿は許せる範囲の汚れではなかった。それなりの戦闘をこなしてきたのだろう。

さらに付け加えるなら、あれで三七歳である。騙されてはいけないのである。



マーメリズは台所へ向かい、コーキと約束した料理の下準備に取り掛かった。

本当に三日で帰るのか分からなかったため、材料が不足している。肉と肉と肉が、足りていない。



コーキはこの食事のためにお仕事出掛けましたし、たくさん食べますよね。ラクトも病後食が終わりましたし、かなり食べるでしょうねえ。

今の在庫じゃ、欠食児童たちが暴動を起こすかもしれません。



考え込んでいるマーメリズは、背後から軽い子が走るたたたたっという音を聞いた。背中から勢いよく抱きつかれる。

コーキがぐりぐりと頭を擦り付ける感触がした。


「マーミィ、ただいまー!」

「お、おかえりなさい。どうしました?」

「おれ、頑張ったから勝手にご褒美もらってる」

「ご褒美って……なんですか?」

「マーミィ」

「私はご褒美じゃないですよ」


いいじゃーん、ご褒美じゃーん、とさらにぐりぐり頭を押し付けるコーキ。

台所のドアがバンっと鳴った。

いつの間にか帰ってきたラクトだった。

拳をドアに叩きつけて、コーキを睨みつけている。



「……おい、そこの裸族のガキ。マーミィから離れてさっさとなんか着てこい」

「コーキ、は、裸っ、ですかっ?」


思わず背後を振り返るとコーキの濡れた頭とプリティなおしりが見えて、慌てて前を向き直した。

今振り向いてはいけない。


「コーキ! なんで何も着てないんですか!」

「だってマーミィがただいまのハグ、拒否するから。急いで洗ってきたんだもん」

「あの泥だらけの状態でハグとかないでしょう。

というか、ただいまのハグってなんですかっ?」

「知らないの? 遠出した家族の帰りには必ずハグするもんなんだぞ」

「ほえええ、知りませんでした」

「騙されるな、マーミィ! デマに決まってんだろが!」

「ええっ!」

「ああ、マーミィって、いい匂い」

「ええっ?!」

「……!

エロ親父、今すぐ離れろ!」


ラクトはコーキを無理矢理引っぺがし、荷物のように担いでコーキの部屋へ持って行った。

ラクトのバカー!せっかくのおれのご褒美! というコーキの叫びは完全に無視している。



渋い顔のまま台所へ戻ってきたラクトに、マーメリズは目を向けた。片手を頬に当てて呟いた。


「あなたたちは、本当に親子ですねえ」

「何だ、今更」

「私の匂いがいい匂いとか、言いませんよね、普通」


ラクトの顔が、みるみる赤くなっていく。

熱を出した時の自分を思い出してしまい、慌てた。

自分も同じことを言った気がする。

マーメリズから顔を背け、ぶんぶん手を振った。


「マーミィ忘れろ。あれは、熱の上のタワゴトだからっ」

「えーっと」

「あの夜のことは全部忘れていいからっ」

「全部……ですね?」

「いや、あの、大事なとこは、それなりに、覚えててもらっても……」

「……大事なとこ?」

「なになになになに?

あの夜、何があったの? 大事なとこって何?

そこんとこかなり詳しめで、説明よろ!」

「コーキ、このっ、地獄耳がっ!」


着替えたコーキがラクトの背中にへばり付いている。


ラクトは必死にコーキを引き剥がそうとしているが、笑顔のコーキはびったりとくっついていて離れない。

見目麗しい兄弟の戯れのようであった。

傍から見ている分には、目の保養である。



マーメリズは棚からナッツの入ったパウンドケーキを出して、淹れたてのお茶をテーブルに置いた。ひと声かける。


「コーキ」


コーキはすでにテーブルについてパウンドケーキを頬張っていた。

ラクトだけが、肩で息をしている。

少しだけ哀れだと、マーメリズは思った。



マーメリズはラクトに近付いた。膝に手をついているラクトを見下ろす形になる。


「ラクト、帰ってきたばかりのところ申し訳ないのですが」

「……何?」

「お使いに行ってもらいたいのです。今夜は串焼きパーティなんです。お肉が足りてないのです」

「行く」


即答したラクトに、マーメリズは笑みを浮かべた。

メモにして渡しますねえ、と言いながらマーメリズがその場を離れる。



コーキがしげしげとラクトを見ていた。

不躾な視線に、ラクトはコーキを横目で睨んだ。


「……なんだよ」

「……お前ら、何かあった?」

「あるわけねえだろ」

「へえええ……」


コーキは行儀悪く足をぶらぶらさせて、ニヤニヤ笑っている。

大人びた視線がラクトを捉えた。


「なんだか顔がすっきりしたな、ラクト」

「……!」

「熱と一緒に、何か解けたか?」

「……知らねえよ」



……親父(コーキ)にだけは言えるかよ。



ラクトはコーキから視線を外して口をつぐんだ。

「ラクト、メモできました!」と走りよってくるマーメリズを、少しだけ微笑んで迎えた。




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