殺生ってどこまでダメなのか
食用ならOKか否かに関しての考察が抜けています。
いつか加筆するかもしれません。
昭和時代、あるハードコアロッカーがライブ(ギグ)で、家畜の首(ブタなのか鶏なのか忘れた)を客席に投げ込むパフォーマンスをしていました。
今なら動物愛護でダメなんでしょうけど、当時はおとがめなしでした(ライブハウスは汚れたと思う)。
この差はなんなのか今でもわからない。日本人の動物愛護についての認識が進歩したのかしら。
それは自発的な物? それとも外圧?
ヒンズー教では戒律に厳しすぎる人になると魚も食べないという。生まれ変わりがあるからだ。さらに
タマネギやアサツキ、ニンニク、ラッキョウも食べないという。それら野菜の根が土中の虫を殺すかららしい。そこまで行くと考えすぎのような気がするけど、日本人とは死生観が違うのだろう。
日本も仏教国だから殺生は禁止なのですが、江戸時代ならまだしも今では何でも食べている。ここら辺が難しい所で我々はベジタリアンになることは最早不可能だ。栄養学的観点から考えても多種の栄養素をバランスよく取ることは健康に繋がるという。
だとするとインド人は不健康かというとよくわからない。ただ肉に関して言えばヤギとヒツジはOKらしいのでそこからたんぱく質を摂取しているのだろう。
どうも動物愛護に関して言えば、処罰されるから大人しくなっているような気がしてならない。そこは個人差とか地域の差とかいろいろな物が絡み合っていると思う。だから鳥まではOKな人と魚まではOKな人に分かれると思う。
つきつめれば蝿だって叩き潰したりしてはダメなんだろうし、ゴキブリを駆除するのも以ての外かもしれない。インドのある宗教では羽虫を吸い込まないようにすると聞いたことがある。
北海道では外見が不快なだけでワラジムシが害虫扱いで殺虫剤が売れている。それもなんだか可哀想だ。