錬金術とのコラボ①
爆薬作りは問題ない。
ただ、爆薬を上手く扱うことが出来ていない。
こればかりはチートも何も関係ない事で、日々の積み重ねだけがものを言う。
そんなわけで、爆薬作りは一つの区切りを向けた。
一つが終われば次となるわけで、爆薬作りは現状のまま、習熟を待つことになった。
ここから先に進もうと思うと、一番最初に思いつくのが「ダイナマイトの開発」だったりする。
恐ろしいほど扱いの難しい「ニトログリセリン」を作るところからスタートである。
が、これは出来ない。
ニトロの開発自体がアウトのようだ、
銃と同じく、ゲームにおける禁則事項に引っ掛かってしまった。
「工事用爆弾」までは大丈夫だったけど、「ダイナマイト」は駄目らしい。
線引きがどこでされたのかは分からないが、駄目と言われたことを無理にやる気は無い。
素直に従うだけである。
あとはガワの部分、火薬を収める器の改良に挑戦できるのだが、こちらに俺が手を出すことは無い。
なにせ、このガワの部分は最初から俺の知識チートを使って作っている。打てる手は打った後なので、リアル知識ではもう何ともならない。
だったら。
リアル知識でなければいい。
ここはゲームの世界であり、錬金術なるファンタジー要素がある。
ならば、錬金術を取り入れて爆弾を強化できないだろうか?
試すだけでもタダではない。
だが、試してみたいということで、挑戦することにした。
爆発は男のロマンだ。
遊び心を以て挑んでいい案件だ。
現状でも現場の人員の習熟が足りていないとか、この間の爆発でも十分に威力があるからやりすぎだとか、採算はとれるのか。
そんな現実的な話は要らない。
大切なのは、男の子の夢を満たすロマンなのだ。
バカをやってもいいじゃない。ゲームだもの。




