マジックペーパー
素材が手に入ったので、『マジックペーパー』の作成をする。
まずは手順通りにやろう。
最初にやるのは、植物繊維の取り出し。
何でもいいから、植物をぐちゃぐちゃになるまで潰す。潰すのは擂り鉢・擂り粉木でゴリゴリとやってみた。
で、潰したものを煮込む。
植物由来の色素がお湯ににじみ出るので、何度かお湯を変えて、色が出なくなるまで煮込む。
後は1日放置して、余分なものが落ちるのを待つ。
……リアルだと薬品を混ぜるって言うけど、ゲームだとそこまで用意できないからって事で、簡略化されているんだろうな。
残ったものをよーく洗って、最後に石灰を少し混ぜ、白くする。
あと、ここで魔鉱石を粉にしたものも混ぜた。
糊を混ぜ、型に流す。
型に流し込む作業は、均一にやらないと紙の厚みが途中で変わるので、注意が必要。下手にやると穴が開く。
後は天日干しで乾燥させた。
……途中で魔鉱石の粉を混ぜた以外、ほぼ普通の和紙作りを思い出すんだけど、あんまり気にしない方がいいのか、これ?
途中の「一日待つ」工程は、恒例のスキップで対応したので待たされること無く作業が完了。
「それがいいんだよ」と言う一部の方々には悪いけど、ボタン一つで完了するタイプのゲームがダメだって考えは、俺の中には無い。
完成した『マジックペーパー』だけど、見た目は普通の白い紙。魔鉱石を混ぜたから、ちょっと黒いつぶつぶが見えるけど。
あと、普通の紙と言っても、品質はあんまり良くない。厚みにバラツキがあるし、触り心地もざらつく感覚があるので、要改善。
ま、初めて作った物だから、品質は期待してなかったけどな。
ここから良くしていくだけだ。
問題は、マジックペーパーの使い道がまだ無いこと。
これを使って作る錬金アイテムもあるけど、俺の腕では先の話。
売るにしては品質の問題があるから、期待できない。
しばらくデッドストックかな、こりゃ。
かさ張るものでもないから気にしないでおこう。
……レベル上げで量産するけど。




