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ポーションクラフト①

 錬金術。

 当たり前だけど、ゲームなどにしか存在しない、架空の技術だ。


 ただし。

 だからこそ、リアルな考え方(・・・・・・・)によって定義されている。

 人間が考え設定したのだから、理不尽な部分はなくゲームバランスという名の理性によって運用されているはずである。

 インプットとアウトプットが等価関係にあり、数字に支配された世界の話になる。


 あとは神話とかゲーム的な都合とか、そういったフレーバーによる味付けだろうか。

 たとえばポーション作成とかが錬金術の基本ってのは、ゲーム的なお約束だろう。

 錬金術師のアトリエは、VR以前から続く伝統なのだ。





 このゲーム、『女神の島の開拓物語』でも、錬金術師の基本はポーション(水薬)作成になる。


 とはいえ、他のゲームで言う『HP回復ポーション』のようなものはフレーバーアイテムとして存在するにとどまっている。需要があまりない売却アイテムとなる。

 これはHPという概念がない事と、それ以上に重要視される別の要素があるからだ。

 開拓系ゲームとして、建物の作成や畑での農作、畜産関連へのリソース投入の方が重要性が高い。



 そんなわけで、手持ちの素材と俺の技術で作れるアイテムをチェック。


『対虫・対病気ポーション(植物用)』……虫や病気の被害に遭わなくなり、作物の収穫量が増える

『ストレス解消ポーション(家畜用)』……家畜のストレスを軽減し、肉の品質を良くする

『カラフルポーション(植物用)』……使用した植物を設定した色に染める(建材用)


 今のところ、これぐらい。

 どれも一時的というか、その場限りの効果というか。本当にちょっとしたボーナスを与える程度の効果しかなかった。


 この中で一番使えそうなのは、『ストレス解消ポーション』ぐらいか。

 『対虫・対病気ポーション』で作物の収穫量を増やしたところで、もともと不作だろうとNPCが飢えない設定のゲームだから、所持金が少し増えるだけ。

 『カラフルポーション』に至っては、ペンキの替わりという有様だ。木材を完全に染め上げるよりも、後から塗れるペンキの方がよほど使い勝手が良いと思った。むしろ木の香りを良くするとか、そういうポーションの方が需要がある。



 とりあえず、作るのは『ストレス解消ポーション』でいいだろう。

 では、早速やってみますかね。

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